博士じゃ。
今週は、「ジェリーミート」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
「ジェリーミート」と呼ばれる現象を知っておるかのぉ?
生の魚を加熱調理する際や、冷凍の魚を解凍した時に
身が溶けてドロドロになってしまう現象のことじゃ。
サバ、カツオ、マグロ、サケ、ヒラメ、カレイなどで
稀に起こる現象で、
実はこのジェリーミートの多くは、寄生虫の仕業なんじゃ。
魚と寄生虫は共生関係にあるので、
魚が生きている時にはジェリーミートは進行しないんじゃが、
寄生した魚が死ぬことで
寄生虫がタンパク質分解酵素を出して、
魚の筋肉を溶かす液状化が起こると考えられておる。
魚を加工する前に見分けるのは難しいため、
冷凍の切り身でよく起こるんじゃが、
天然・養殖に限らず生の魚や釣った魚でも
この症状が現れる可能性はあるんじゃ。
人体には害はなく、食べても問題ないと言われておるが、
食感や味が非常に悪くなるので、
食べることはおすすめしない。
スーパーや魚屋さんで買った魚の場合は
食べずに買ったお店に報告するのじゃ。