博士じゃ。
今週は、海底地形図のウンチクじゃ。
心して聞くじゃ。
釣り人なら誰しも
海の中の地形がどうなっているのか知りたいと思うものじゃ。
魚は海底の地形に変化がある場所に集まりやすいので、
陸や船の上からは見えない海の中の情報を持っていたり、
持っていなくても、想像しながら釣れる人が
釣果を伸ばすんじゃ。
そんな釣果を伸ばすために重要な海底の地形じゃが、
今の時代は、スマートフォンで簡単に
チェックすることもできるんじゃ。
良い時代じゃのぉ。
ボートやカヤック、SUPなどで釣りをする人に人気なのが、
GPSと連動したアプリ「海釣図(かいちょうず)」じゃ。
このアプリは、日本水路協会が発行する
航海用のマップをもとに、
魚礁や根のポイントまで詳しく分かる
日本全国対応のマップアプリじゃ。
そして、おかっぱりのアングラーにも人気なのが、
釣り人向けWEBアプリ「釣りドコ」じゃ。
公開されているエリアは限定されてしまうが、
浅場の地形をメインに知ることが出来るのが、
「釣りドコ」の特長じゃ。
実は、浅場は座礁の危険があるため、
船からは地形調査がしにくい場所なんじゃが、
釣りドコは、空からレーザー測量で計測しているから、
ショア寄りの浅場も、
細かくて正確なデータがとれるんじゃ。
堤防や磯から、どの方向に投げれば
駆け上がりや深みを狙えるのか丸わかりじゃぞ。
最新のアプリもしっかり活用して大漁を目指すのじゃ!