
博士じゃ。
今週は、「コロソマ」のウンチクじゃ。心して聞くのじゃ。
突然じゃが、「コロソマ」という魚を知っておるかのぉ?
知っておったらなかなかの通じゃ。
コロソマは、南米のアマゾン川水系に棲む魚で、
体長は1メートル、重さ30キロにもなるという魚じゃ。
こんなに大きくなる魚なのに、実は肉食ではなく
なんと主なエサはアマゾンの木々から川に落ちる果実で、
水面に落下した果実をペンチのような丈夫な歯で
割って食べるんじゃ。
ピラニアに近い仲間で、
見た目もどことなくピラニアに似ていて
幼魚のときはピラニアに擬態することもあるんじゃ。
そして、食べても美味しい魚で、
南米の淡水魚では最も美味い魚という評価もあるんじゃ。
そんなコロソマを釣れる場所が
日本にあるのを知っておるかのぉ。
それは、静岡県にある釣り場
「浜名湖フィッシングリゾート」じゃ。
日本国内で唯一、夏限定でコロソマを放流しているんじゃ。
コロソマを狙うことができるのは、
6月中旬頃から10月半ばくらいまでの水温が高い時期で
エサ釣り、ルアー、フライで狙うことができるぞ。
エサ釣りの場合は、釣り場で用意された練りエサ以外は
使用禁止じゃ。
レンタルタックルも用意されているので、
手ぶらで楽しむことができるぞ。
コロソマがかかった時の引きは強烈で、
エサを咥えた瞬間から急激に走り出すこともあるので、
置き竿をするなどロッドから手を話すことは厳禁じゃぞ。
水温が高い時期限定ではあるが、
静岡に行った際にはチャレンジしてみるのじゃ。