The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「外来種の企画展」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「アクアワールド茨城県大洗水族館」で開催される
「外来種の企画展」のウンチクじゃ。心して聞くのじゃ。

「サメの飼育種類数日本一」で有名な水族館といえば
アクアワールド茨城県大洗水族館
通称「アクアワールド・大洗」じゃ。

この水族館で、9月25日(木)から11月30日(日)まで、
外来種の影響を紹介する特別企画
「外来種が〇〇すぎる!? いばらき大外来種展」が開催されるんじゃ。

この企画では、茨城県内に定着した外来種
30種250匹以上を一挙に展示。
それぞれの外来種がどのような経緯で持ち込まれて
どのようにして定着したのか、その歴史や生態だけでなく、
外来種によって引き起こされている問題や
現状を分かりやすく解説しているのじゃ。

たとえば、通称アメリカナマズと呼ばれ、
釣りの対象魚にもなっている
「チャネルキャットフィッシュ」の展示では、
胃の内容物調査をもとに、外来種による食害を解説。

さらに水族館のカフェでは、
チャネルキャットフィッシュをフライにして
野菜と一緒にバンズで挟んだ
「なまずドッグ」も食べることができるのじゃ。

さらに、今回の特別企画にあわせて、
霞ヶ浦で外来種釣りにチャレンジできる
「釣り講座」も開催されるぞ。
釣れた外来種は、水族館の飼育員が
生態を解説してくれるのはもちろん、
さばき方や調理の仕方まで教えてもらえるんじゃ。

人間の活動によって、
本来の生息場所ではない場所に意図せず来てしまった外来種。
そんな外来種とどうやって向き合っていくのか、
簡単な問題ではないが、
まずは、外来種について
正しい知識を知ることから始めてみてはいかがかのぉ。
top