The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『釣りの最中に地震が起こった時は…』

博士じゃ。
今週は、もしも釣りの最中に地震が起こった場合のウンチクを
あらためて確認しておくのじゃ。
心して聞くのじゃ。

地震はいつ起こるか分からないし、いつ起こってもおかしくない。

もちろん釣りをしている最中も例外ではないのじゃ。

まず、普段から堤防の先端ギリギリや、
切り立った磯にはできるだけ近づかないことじゃ。

特に磯は地震が起こると岩が崩れることがあるし、
足場が悪いので避難するにも時間がかかるので注意じゃ。

そして、釣りをしていて地震が起きたら、
必ず心配しないといけないのが「津波」じゃ。

とくに防波堤、サーフ、磯で釣りをしている場合は
揺れを感じたらすぐに釣りを中止して、
道具は置いたまま高台へ避難するのじゃ。

「あまり揺れなかったから津波はこないだろう」
という油断は大敵じゃぞ。

海岸線では、地震が起こってから最短2分程度で、
津波が到達することもあるのじゃ。

情報収集よりもまずは一刻も早く海から離れ、
できるだけ高い場所を目指すことじゃ。

ちなみに、津波のおそれがあるときは、徒歩での避難が原則じゃぞ。

車移動だと渋滞・事故などの二次災害の発生や
救護の妨げになってしまう可能性があるからじゃ。

そして、津波は川を遡上する可能性もあるので、
川で釣りをしていた場合も、すぐに川沿いからも離れて、
安全な場所に避難するんじゃ。
大切なのは、普段から釣り場近くの高台を探しておくことじゃな。

スマートフォンなどで釣り場周辺の「津波ハザードマップ」を確認して、
避難場所や避難経路を把握しておくのじゃ。
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