博士じゃ。
今週は、魚を食べる子は優しく育つ!?というウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
イギリスのブリストル大学の研究で、
定期的に魚を食べる子どもは、より社交的になり、
仲間に対して優しくなる可能性があることが分かったんじゃ。
この研究では、7歳の子どもの魚介類の摂取量と、
7歳、8歳、9歳になったときの
認知能力や行動に関連性があるかどうかを調べたんじゃ。
その結果、魚の摂取量が極端に少ない子どもは、
魚を定期的に摂取している子どもたちに比べて、
社会性ややさしさに欠ける可能性が高いことが分かったんじゃ。
これまでの研究では、妊娠中に母親が魚をよく食べると、
子どものIQや言語の発達、
行動特性などに有利に働くことが分かっていたんじゃが、
今回の研究では、子ども本人がどの程度魚を食べるかによって、
その後の行動発達に大きな影響を与えることが分かったんじゃな。
ちなみに、子ども自身が食べる魚の摂取量と
「知能指数=IQ」には、関連性は認められなかったんじゃ。
ブリストル大学の研究者によると、
魚介類には、脳の発達と認知機能に重要な役割を果たす
「オメガ3脂肪酸」、「セレン」、「ヨウ素」などが
豊富に含まれているそうじゃ。
魚を少なくとも週に2回は食べて、
そのうち1回はサケやサバなど脂がのった魚を食べることが
望ましいそうじゃぞ。
そう考えると週に1回は釣りに行った方がいいかもしれんのぉ。
ほほほほ。