博士じゃ。
今週は、遊漁券のデジタル化のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
いよいよ3月から渓流釣りが本格的に解禁になるのぉ。
渓流で釣りをする際に必ず必要なのが、
その川を管理する漁協が発行する遊漁券じゃ。
ただ、この遊漁券、買えるお店が限られていたり、
初めて川だと、お店の場所が分かりにくかったり、
早朝だと店が開いていなかったりと、
釣り人にとっては不便な面もあったんじゃ。
そこで登場したのが、
オンラインで遊漁券が買えるサービス「フィッシュパス」じゃ。
提携している漁協の数は300を超えていて、
全国の400を超える河川で、
フィッシュパスのデジタル遊漁券が使えるんじゃ。
川釣りに必要な遊漁券を、
スマホ一つで購入できるのはもちろん、
リアルタイムの水位情報を見ることができたり、
ダムの放水や急な増水を知らせる
安心通知機能もついているんじゃ。
さらには、遊漁券を買うと、
釣りで事故にあった時のための保険が
無料でセットになっているのも嬉しいポイントじゃな。
フィッシュパスを
導入している漁協にもメリットがあって、
アプリのGPS情報から、
どのポイントでどのくらいの人が釣りをしているかが分かるので、
魚を放流するポイントや数を決めるときに、
データを見ながら、
よりニーズに合った放流ができるんじゃ。
このデジタル化が、
持続可能な釣り場に
つながっていくことをわしは願っておるのじゃ。