The Burn - Fm yokohama 84.7

マニアックトーク炸裂!釣り研究者の永井浩明さん登場!

ADモーリーです!

昨日Good To Goではゲストに
プロフェッサー永井こと
釣り研究者の永井浩明さんをお迎えしました。


永井さんは管理釣り場
「BerryPark in FISH ON!王禅寺」で
インストラクターをされていて、
井手さんは
管理釣り場の釣りをやり始めた当時に
取材で現地に行き、
詳しくお話を伺ったらしいです。

永井さんがどういった方なのかという
紹介もそこそこにリスナーからの
質問にいくつかお答えいただきました。


『ずばり管理釣り場では
 ルアーとフライどっちがよく釣れますか?』

『ずばり言うと、
 何も動かさないんだったら
 水中では毛ばりの方が釣れると思います。
 ただ、ちゃんとしたキャストをするとか、
 そういうこと考えると、
 フライってすごく難しくて
 ルアーはどちらかと言うと
 ちょっと出来るようになれば
 釣れるようにはなります。』



『今年は何回か
 エリアトラウトをやっていますが、
 場所によっては
 かなり厳しい時間が多いです。
 カラーローテーションや
 ルアーのウェイト、
 巻きスピードを変えても
 周りもどこも似たような感じ。
 こういう状況で何か試してみたほうが
 いいことがあれば教えてほしいです。』

『水中のことが
 ちゃんと分かるのが必要です。
 僕はやっぱり水面。
 水面から綺麗に3センチ、
 2センチ刻みとかで狙っていって、
 10センチぐらいまでいったら、
 そっからは5センチ刻みとか、
 そういう感じで狙っていきます。



このように書いていても
素人にはお手上げな内容ですが

この日は永井さんのリクエストで
4つのテーマ、
クイズに取り組むことになりました!

『4つの問題を出すんですけど、
 これは全問正解しないと、
 今まで釣ってた魚は
 運だったということになります。』

という前口上に
井手さんも少し不安になりながらも
クイズにチャレンジしました。
結果はどうだったのか?
放送をぜひお聴きください!





さて、
ここからは永井さんがお持ちになった
エリアトラウトに関するクイズと
それに対する解説を載せていきます。




第一問:
1gのスプーンで水面をゆっくり引きたい場合、
今ついているフック(#8)より
大きい(重い)フック(#6)にするか、
小さい(軽い)フック(#10)にするか
どちらでしょうか?











正解は重いフックに変えるとのこと!



『スプーンっていうのは、
 フックの重さが後ろにくる。
 そうすると、
 スプーンって立ち泳ぎになるんですよ。
 そうすると水受けるので
 浮きやすくなる。
 後ろが軽いと
 水平になっちゃうじゃん。
 水を受けられなくなって
 浮いてこない。 
 だから水中でも
 ゆっくり引きたいなら、
 大きいフックをつけた方が
 安定して綺麗に引けますね。』





第二問:
2gのスプーンを
25mキャストしました。
10秒数えると
大体水深2.5mまで沈みます。
その時に時速1.2kmで巻いた時(2秒で1回転)、
水中のラインはどの様になっているでしょうか?

①ルアーと人に対してまっすぐ
②下側にUの字のようになる
③水面近くにラインがあり、
 ルアーに対してrの字のようになる









正解は③だそうです!







第三問:
ロッドとリールは同じもので

ラインがフロロカーボンかナイロン。
どちらも2ポンドの場合、
1gのスプーンを15mキャストして
5秒カウントダウンすると
水深1mまで沈みました。
1秒に1回転・時速 2.4kmで巻いたら、
フロロカーボンかナイロン、
どちらのラインのほうが

水面近くのコースを泳ぐでしょうか?








正解はフロロカーボンだそうです。







『これはラインの抵抗の問題なんです。
 フロロの方が少し太いんです。
 みんな比重を考えちゃうんだけど、
 スプーンは金属じゃないですか。
 ラインにいくら
 比重があろうがなかろうが、
 スプーンのほうが先に沈んじゃうから、
 全部rの字になるじゃないですか。
 これは比重ではなく、
 ラインの太さの問題でした。』









第四問:
硬いロッドと柔らかいロッド、

同じナイロンライン3ポンド使いました。
同じリールで、
ドラグを300かけていた場合、

20メートル先で
40センチのニジマスがかかった時、
ネットインまでの時間が長い、
ドラグが出てる時間が長いのは、
硬いロッドか柔らかいロッドどちらでしょうか?









正解は硬いロッドだそうです!



300のドラグって相当強いんです。
 20センチ30センチの
 魚だったら全然ドラグは出ないです。
 固いロッドだと、
 魚が食べてから、
 反転するまでにロッドパワーがあるから、
 魚の向きを変えられるんですよ。
 柔らかいロッドは魚が食べた後、
 300出るまで相当曲がるんです。
 その間に魚は反対向けちゃう。
 反対を向くということは
 ドラグが出るじゃないですか。
 だから柔らかいロッドの方が
 取り込むのに時間かかるんです。』




ここまでが永井さんのクイズでございました。

文字にしても何のこっちゃ
分からないと思いますので、
井手さんが正しく答えられたのかも含めて、
radikoで聞いてみてください!
https://radiko.jp/#!/ts/YFM/20250215071853


あとは永井さんのYouTubeチャンネルでも
マニアックな釣りに関する動画がありますので、
ぜひそちらもご覧ください!

プロフェッサー永井の釣人塾
https://www.youtube.com/@super.saiya.jin-4/featured

永井さんありがとうございました!
フィッシュオン王禅寺へも
みなさんぜひ足をお運びください!
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