
博士じゃ。
今週は、「雨と釣り」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
これから梅雨を迎えると、
雨の日が多くなるので、
釣りに行く機会が減る人が
多いかもしれんのぉ。
実は、人間にとっては釣りにくい雨じゃが、
魚にとっては、マイナスばかりではないんじゃ。
雨が水面をたたく音と、
水面の乱れで、魚の警戒心が薄まったり、
水中の酸素濃度が
高くなって魚の活性があがったり、
釣果に良い影響がある場合もあるんじゃ。
それだけでなく、
雨によって水の流れが変わったり、
水が濁ったりすることで、
狙うポイントや層を
絞り込みやすくなる場合もある。
また、雨の日は釣り人が少なくて
プレッシャーが少ないから
釣りやすいという人もおるのぉ。
とはいえ、雨の中の釣りとは言っても、
あくまで小雨程度の話。
大雨の中での釣りは論外じゃぞ。
小雨と思っていても、
突然ゲリラ豪雨や落雷に
あうこともあるので注意が必要じゃ。
また、釣りをしている場所で
雨が降っていなくても
川の上流で雨が降っていたら、
急に増水することもある。
雨で足場が滑りやすくなっていることもあるので、
足もとにも注意が必要じゃな。
雨の日の釣りは十分気を付けるのじゃぞ!