The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「船舶免許」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「船舶免許」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

春になると、
なにか新しいことに
チャレンジしたくなる人も多いと思うが、

釣りが好きなら、
船舶免許にチャレンジしてみる……
というのは、いかがかのぉ?


岸からでは狙えない
大物を釣るためには、

水深の深い場所に
行く必要があるが、
それには船があると便利じゃ。


しかも自分で操縦する船なら、
好きなポイントを狙えるうえ、

自分で探したポイントで
魚が釣れた時の喜びはひとしおじゃぞ。


船を操縦するためには、
当然ながら船舶免許が必要で、

船舶免許には、
操縦できる船の大きさや種類、
操縦できる場所によって
4種類があるんじゃ。


総トン数が
20トン未満までの船なら、
操縦できる範囲に制限がない
「1級小型船舶操縦士免許」。


操縦できる船の大きさは、
1級と同じで、

操縦できる範囲が
海岸から5海里=およそ
9キロメートルまでに限られる
「2級小型船舶操縦士免許」。


2級小型船舶操縦士免許の一種で、
総トン数5トン未満の船に限って、
湖・川と指定区域だけで操縦できる
「湖川小出力限定免許」。


そして、水上オートバイを
楽しむため特殊小型船舶免許じゃ。


海で釣りを楽しむなら、
まずは「海の普通免許」とも言われる
「2級小型船舶操縦士免許」があれば十分じゃ。


取得するには、身体検査、
学科試験、実技試験を
パスする必要があるが、

自動車と同じように、
免許取得のための教習所があるので、

試験のためのコツは
しっかり教えてもらえるぞ。


「2級小型船舶操縦士免許」の場合、
ボート免許教室は、
15歳9か月から受講できて、

免許は16歳の誕生日以降に
発行してもらうことができる。


取得するために必要な費用は、
だいたい10万円前後じゃ。


この春は、船長を目指して、
船舶免許に
チャレンジしてみてはいかがかのぉ?
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