The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「深海で100種類以上の新種が発見された」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、
「深海で100種類以上の新種が発見された」
というウンチクじゃ。

心して聞くのじゃ。

アメリカのシュミット海洋研究所が、
チリ沖の深海、水深4500メートルまで
水中ロボットを潜らせて探査したところ、

新種の可能性が高い未知の海洋生物を、
一挙に100種以上も発見したと発表したんじゃ。


トゲのような細い突起が
無数に生えた真紅の魚、

楕円形に伸びたウニの集合体、
黒いビー玉のような
目が愛らしいロブスターなど、

多種多様な生物が見つかっておる。

南米のチリからイースター島まで横たわる
海底山脈にある200の山のうち

10個の山を調査して
データを収集したところ、

驚いたことに、
山ごとにそれぞれまったく異なる
生態系が営まれていることがわかったんじゃ。


地球上の生物の80%以上が
いまだに発見されていないか
名前が無いと言われているが、

その中でも海洋生物に限ると、
学術的に特定されているのは
わずか1割未満と言われておる。


とくに深海は、地球上で
最も調査が進んでいない場所の一つで、

未知の生物たちが、
深海にはまだまだ隠れ潜んでいるんじゃ。


駿河湾で、
全長1メートルを超える新種の深海魚

ヨコヅナイワシが発見されたのも
記憶に新しいのぉ。


ザバーンの釣り企画、
深海バスターズでは、

古代ザメや未知の深海生物を釣ることを
目標にかかげておったが、

あながち無謀すぎる話ではないんじゃな。
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