The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「りゅうきゅう」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「りゅうきゅう」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

「りゅうきゅう」という
料理を知っておるかのぉ?


魚の切り身を醤油ダレに漬けた、
いわゆる「漬け」のことで、
大分の郷土料理なんじゃ。


沖縄の漁師につくり方を教わって、
地元に持ち帰ったことから

「りゅうきゅう」と
呼ばれるようになったという説もあるが、

正確な由来は不明じゃ。

ただ、大分で漁師さんたちの間で、
まかない飯や保存食として
広まっていったのは確かなようじゃ。


釣った魚は、お刺身で
さっぱりと食べるのも美味いが、

「漬け」にすると、コクが加わって、
さらに白米に合うようになるので、
おすすめじゃぞ。


りゅうきゅうの作り方は簡単で、
醤油とみりんを、2:1で混ぜて、
そこにすりゴマを少々入れた漬けダレに

刺身を数分間漬けておくだけ。

ブリ、カンパチ、マダイ、アジ、
マグロなどいろいろな魚で作ることができて、

魚によっては、漬けダレに
ショウガやニンニクを足したり、
卵黄を乗せてユッケ風にしたりと

アレンジも自在じゃ。

釣った魚で、
白米をかっこみたい時には、
「りゅうきゅう」を試してみるのじゃ。
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