The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「アニサキス」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「アニサキス」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

サバをはじめ、サンマ、
カツオ、アジ、タチウオ、
サケ、イサキ、サワラ、ヒラメ、

スルメイカ、アカムツ、
キンメダイなど
様々な魚に潜んでいる
寄生虫アニサキス。


アニサキスが寄生した魚を食べて、
生きたまま
体の中に入ってしまうと、

激しい腹痛、吐き気、
嘔吐などをおこす、
食中毒の原因になることがあるんじゃ。


予防するには、
業務用の冷凍庫で
十分に冷凍されたものを食べるか、

十分に加熱してから食べるのが安心じゃ。

とはいえ、せっかく自分で釣った
新鮮な魚なら、
お刺身で食べたいのが
釣り人のサガじゃな。


その場合は、釣ったら、
できるだけ早く内臓を取り除き、

よく冷やして持ち帰ることが大切じゃ。

アニサキスは主に
内臓の表面に寄生していて、

鮮度の低下や時間経過とともに
筋肉に移動するので、

その前に内臓をとってしまうのじゃ。

そして、もうひとつ強い味方が
今年、釣り具メーカーの
ハピソンから発売されたんじゃ。


その名も「津本式アニサキスライト」じゃ。

見た目は一般的な
LEDフラッシュライトじゃが、

発する光が、アニサキスを
クリアに映し出す波長の
ハイパワーブラックライトになっているんじゃ。


魚の身や内臓に光を当てると、
アニサキスがハッキリと青白く浮かび上がるんじゃ。


全てのアニサキスを
見つけ出せるわけではないが、

目視で探すよりは、
格段に見つけやすくなるのじゃ。


刺身好きの釣り人は
試してみてはいかがかのぉ。
top