The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「ハモ」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「ハモ」のうんちくじゃ。
心して聞くのじゃ。

関西を中心に、
夏を代表する食材として、

割烹や京料理で
欠かせない高級魚といえば、ハモじゃな。


ハモは、ウナギに似た
ニョロニョロ体形で、

その見た目の通り、
ウナギ目ハモ科の魚で、
ウナギやアナゴの仲間なんじゃ。


ウナギやアナゴよりも
ハモの方が体長が長く、

大きいと2メートル以上にも
成長するんじゃが、

一般的には1メートル前後の
ものが多いんじゃ。


大きく裂けた口や鋭い歯も、
ハモならではの特徴じゃな。


ハモは暖かい海域を好んでいて、
日本では特に西日本に多く、

相模湾で釣れることはマレじゃ。

主に水深100メートルよりも
浅い砂地や泥地に生息しておるが、

8月頃に産卵期を迎えるので、
西日本なら、初夏から晩秋にかけて、
岸からも釣りやすいんじゃ。


釣り方は、ブッコミ釣り。
夜行性なので、夜に狙うのがおすすめじゃ。


エサは、サバやイカの切り身。

鋭い歯にやられないように、ハリスは極太、
ハリもタマン用の針のような太軸のものを選ぶんじゃ。

ハモは歯が鋭いので、
釣れたら、
噛みつかれないように注意するのじゃ。


小骨が多いので、“骨切り”という
皮一枚を残して身に潜む
小骨を細かく切る技術が必要じゃが、

これをマスターすれば、
あっさりと淡泊な中にも
旨みが感じられる
白身をたっぷり堪能できるんじゃ。


お試しあれ。
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