The Burn - Fm yokohama 84.7

山の常識 釈問百答 / 釈由美子さん, 萩原浩司さん著

ADモーリーです!

まだまだアウトドア初心者の
わたくしADモーリーが
様々なアウトドア書籍から、
初心者なりに
これはびっくりだな!とか、
役立つぞ!と思った知識を
ピックアップして載せていくこの企画。


題して、
「ADモーリーのアウトドア書籍から学ぼう!」


今回は、
ヤマケイ新書から出ている本
山の常識 釈問百答』をピックアップ!


ASIN ‏ : ‎ B00V9H9O28
出版社 ‏ : ‎ 山と溪谷社
発売日 ‏ : ‎ 2014/12/12

NHK-BS1で放送されていた
「実践!にっぽん百名山」で
MCをつとめていた女優の釈由美子さんと
山岳雑誌編集長・萩原浩司さんの本。
当時登山初心者だった釈さんの質問に
萩原さんが一問一答形式で
答えていきます。
そんな山の常識 釈問百答から
アウトドア初心者のわたくしがまず注目したのは…




「日本に山はいくつあるの?




『残念ながら正確な答えはありません。
 
でも、地図に載っている山をひとつずつ数えて
 山の数を出そうと試みた人がいるんです。
 その数なんと、1万6700山。
 数えたのは武内正さんという山の研究家で、
 約6年かかって、1998年に全部数え終わりました。
 名前のついた山の数を
 具体的に数えたという点では、
 これがいちばん正確な数だといえます。』

 (本より引用)



20数年前の記録になりますが
本当にとんでもない労力です。
武内さんの本は『日本山名総覧』といって、
国土地理院発行の2.5万分図に
載っていた
山を網羅しています。
単純計算で各都道府県に360の山!
さすが登山大国です!!!





続いて注目したのは...






「山の高さは誰が測っているの?




『国土地理院という、
 国土交通省のなかの
 特別な機関が測っています。
 今は、衛星を使った測定法、
 GNSS(全球測位衛星システム)で
 測量されています。
 性能の高い電波を使っていて、
 ほとんど誤差なく測ることができるのです。
 その誤差は、なんと1㎞でわずか
 1㎜程度なんだって。
 かなり正確だといえますよね。 』

 (本より引用)





もともとは山頂にある三角点をもとに
山の高さや距離を割り出していたそうです。
それにしても1kmで1mmの誤差はすごいですね!
このGNSSシステムが活用されてから
山の高さのランキングの
入れ替えが起こったこともあるそうですよ!



初心者ならではの質問に
初心者のわたしも共感しまくりでしたし、
こんなこと考えたこともなかったという
質問がたくさんで
とても興味深く読めました!
結構前に出版された本ですが
読み物として面白く、
山に関する豆知識が増えて
楽しいと思いますのでぜひ、
山の常識 釈問百答』チェックしてください!




ということで、今週はここまで!



そして!
あんちゃん、この本も読んだ方が良いよ!という
マンゴー隊のみなさまからのオススメ書籍も募集します!
みなさんのレコメンドでわたくしを成長させてください。

theburn@fmyokohama.jp までお願いします!


それではまた来週ー!
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