The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「タマガンゾウビラメ」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、簡単に魚のうま味を
アップできる調理法「昆布締め」のウンチクじゃ。

心して聞くのじゃ。

「昆布締め」は、
主に白身魚の身を昆布に挟むことで、

魚の身から余分な水分が抜けて
保存がきくようになる上に、

昆布のうま味が魚の身に浸透して、
うま味もアップする調理法じゃ。


作り方はとても簡単じゃ。

用意する食材は、白身魚の柵と、昆布、日本酒じゃ。

日本酒を含ませたペーパータオルで、
昆布の表面をまんべんなく湿らせたら、

あとは、白身魚の柵を、
昆布2枚で挟むだけじゃ。


ラップで包んで、
お皿などを重石としてのせて、

冷蔵庫で1日から2日寝かせたら、
昆布を外して完成じゃ。


身のサイズにもよるが、
3日以上、昆布に挟んでおくと、

黄ばんで見た目が悪くなり、
さらに水分が抜けすぎて
グミのようにかたくなってしまうので、
注意するのじゃ


釣った魚で作る場合は、
柵のまま昆布締めにするのがおすすめじゃが、

スーパーなどで買った
薄切りの刺身でも作ることができる。


刺身で作る場合は、
刺身が重ならないように、

昆布の上に一切れずつ並べて、
昆布で挟むんじゃ。


寝かせる時間は、
3~4時間後が目安じゃな。


マダイやアマダイ、ヒラメ、
スズキなどが釣れたら試してみるのじゃ!
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