
辰巳Dです。
釣り好きの皆のバイブスをあげるコーナー
「Sagamiya presents 爆釣モーニング」
略してバクモン!
これから釣りを始めたい方に向けて毎月おすすめの釣りをピックアップして、
釣り方から道具選び、おすすめの釣り場や釣った魚の食べ方までサポートしていきます。
今月の初心者にオススメの釣りは「渓流釣り」
詳しく教えてくれるのは、
フィッシング相模屋スタッフの高窪峰和さんです。
実際の釣り方
▼エサ釣り▼
動作としては、仕掛けを上流側に振り込んで、自然に流すように竿先を下流に移動させていきます。
魚がエサを食ったかどうかは、目印と言って、道糸に結んである蛍光色の糸の動きで判断します。
目印が止まったり、不自然な動きをしたら、竿先を上に持ち上げてアワセをいれてハリ掛かりさせます。
魚が掛かったら、慌てずに竿を立てた状態で手前に寄せてタモですくって下さい。
▼ルアー釣り▼
ポンド(池)タイプの管理釣り場と違って自然の河川では流れがあるので、
ルアーをキャストして着水したら出来るだけ素早くスムーズにラインを巻き始めて下さい。
水流でラインが流されてしまうとルアーのコントロールがしにくくなってしまいます。
ルアーの種類によってアクションを付けたりと動かし方があったりしますが、
初めのうちはただ巻くだけで良いと思います。
ルアーが適度に動くようなスピードで巻いて下さい。
ルアーの動きを見ながら巻き加減を調整して下さい。
魚がルアーを追いかけてきてハリ掛かりするのが見えるとたっても楽しいです!
魚が掛かったら慌てずゆっくり巻いて寄せましょう。
この時、ドラグを締めすぎているとラインが切れてしまうので注意して下さい。
渓流釣りで気をつけること
・防寒対策
渓流の主なフィールドとなる山間を流れる川は、4月以降でも想像以上に寒いことがあります。
天気が良くてもしっかりと防寒対策をしましょう。
・川歩きと川の流れを甘く見ない
見た目では大した流れでなくても、慣れていないと足を取られそうになるぐらい流れを感じます。
川の中は非常に滑りやすく、水が綺麗なところでは見た目より水深が深い場合もあります。
川の中は滑りやすく転びやすいと思っていた方が良いです。
※川遊びをされる方も十分気を付けてください
・増水と雷
川の水が濁ったり、気温が下がったと感じたら要注意。
一気に増水することもあるので天候の急変には注意しましょう。
また、空が暗くなって雷が聞こえたら、竿をしまって川から離れましょう。
・野生動物
場所によっては、クマ、イノシシ、シカなどの野生動物と遭遇することもあります。
クマ除けのスズなど、音の出るものを持っておきましょう。
・害虫
蜂、蚊、ブヨ、ダニ、ヒルなど、自然の中には色々な害虫がいます。
渓流釣りでは肌の露出はせず、防虫対策をしっかりしましょう。
特に、アブ、ブヨ、ヒルは6月以降により活発になることが多いので気を付けて下さい。
アブ、ブヨ対策ではハッカ油を、ヒルにはヤマビル忌避剤が有効です。
・遊漁券
自然の河川だからと言って、自由に入って自由に釣りをしていいわけではありません。
釣りができる河川はだいたい漁協が管理しています。
釣りをする前に必ず遊漁券を購入して、見えるところに付けておきましょう!
遊漁券をないと密漁になってしまいますので気を付けて下さい。
また、支流は釣りが禁止になっているところもあるので、確認が必要です。
・川魚は生食しないこと
魚の生食を気を付けないといけない理由は、体内に寄生虫を持っているからです。
川魚には海水魚よりも危険な寄生虫がいることなどから、基本的には焼くか煮るかなどの加熱処理をして下さい。
ただし、管理釣り場などにいる、養殖された魚は寄生虫がいる可能性が極めて低いので生食されていたりします。
例えば、リヴァスポット早戸の食堂では、マスのアライ(刺身)を食べることができます。
次回は、渓流釣りの実釣レポートをお届けします。
【フィッシング相模屋からお知らせ】
◎ラジオ連動企画『やろうよ釣り!』
放送でご紹介しきれなかったことを含め、
Sagamiyaウェブサイトで更に詳しく分かりやすくご紹介します
https://sas-sagamiya.com/yarouyo_tsuri/
このページを参考に、“初めての釣り”に是非挑戦してみて下さい。