The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「タラジギング」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「タラジギング」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

昨日は、雪が降ったのぉ。
ところで、「魚へんに雪」と書いて、
何と読むか知っておるかのぉ?


答えは、寒い時期の
鍋料理でもおなじみの魚、タラじゃ。


なぜ魚へんに雪かというと、
タラは「雪が降る寒い季節に多く獲れるから」とか、
「身が雪のように白い魚だから」
という説があるんじゃ。


スーパーの魚売り場でも
マダラやスケトウダラは定番の魚じゃが、

東北エリアで冬場の貴重な釣りのターゲットとして
人気となっているのが、マダラじゃ。


マダラは、水温12度くらいまでの
冷水域に生息する魚で、

日本では、日本海や東北より
北の太平洋岸に棲んでいる魚じゃ。


日本に分布するタラ類3種の中では最大種で、
大きくなると1.2メートルを超えるんじゃ。

マダラはルアーへの反応が良く、
ジギングで釣れるので、

東北では、「タラジギング」と言われて人気になっておる。

東北のタラ釣りのシーズンは、
6~9月の夏ダラの季節と、

オスの白子が成熟し始める
11月頃からの冬ダラのシーズンがあるんじゃ。


冬シーズンの初期は
水深200メートルくらいの深場のポイントなんじゃが、

マダラが産卵期を迎える2月頃から、
産卵後の荒食いをしている5月頃までは

水深100メートル前後でも狙えて、
ライトなジギングタックルでも十分に狙うことができる。


クセのない白身は、鍋にすると絶品じゃぞ!
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