
博士じゃ。
今週は、「タカサゴ」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
タカサゴと聞いても
いまいちピンとこないかもしれないが、
沖縄では県の魚にも
選ばれているほどメジャーな魚で、
沖縄での呼び方「グルクン」という名前は
知っている人も多いはずじゃ。
グルクンの唐揚げは、
沖縄の居酒屋では定番メニューじゃな。
日本での主な分布域は、
沖縄のほか、奄美諸島や
小笠原諸島などの温暖なエリアなんじゃが、
最近では伊豆半島などでも
釣れることがあるんじゃ。
見た目はムロアジに似ていて、
体側に黄色の縦線が2本あるのが特徴じゃ。
海の中を泳いでいる時は、
体が青々としているんじゃが、
釣り上げられて興奮状態になると、
青とは対照的な真っ赤になるんじゃ。
沖縄では、サビキで簡単に釣れるので、
沖縄旅行での
ファミリーフィッシングにもおすすめじゃぞ。
場所を選べば、
堤防や磯からも釣れるが、
乗り合い船でちょっと沖に出ると
簡単に釣ることができる。
タックルや仕掛けなどを
手配してくれる釣りツアーも多いので、
チャレンジしてみてはいかがかのぉ。
釣れたタカサゴは、
唐揚げや塩焼きにすると絶品じゃぞ。