The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「魚醤」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、魚醤のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

魚醤は、漢字で書くと、
「魚」に「醤油」の「醤」と書く。


醤油が大豆などの
植物性原料で作られるのに対して、

魚介類と塩を主な原料にして作られる、
液体状の調味料が「魚醤」じゃ。


ハタハタなどの魚に
塩を加えて熟成させる秋田の「しょっつる」や、

カタクチイワシを塩に漬んで、1年くらい発酵させる
タイの調味料ナンプラーなどがお馴染みじゃな。

多くの魚醤は、
甘さを伴った豊かなコクがあって、
クセが強いのが特徴じゃ。


そんな魚醤じゃが、
実は自分で作ることもできるんじゃ。


熱湯消毒したガラス容器などに、
カタクチイワシなどの小魚をぎっしりとつめ、

魚の重さの20%ほどの塩を入れる。

空気に触れないようにラップで落し蓋をして、
さらに、しっかりとフタを閉めて、あとは待つこと半年。

発酵が進んで身が崩れてきたら、
キッチンペーパーなどでろ過して、液体のみを抽出。
出来上がった琥珀色の液体が魚醤じゃ。

サビキ釣りで、
カタクチイワシや豆アジが釣れ過ぎた時に、

チャレンジしてみてはいかがかのぉ?
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