辰巳Ｄです。

イラストレーターでキャンプコーディネーター
こいしゆうかさんの女子キャンプコーナー。


今回のテーマは、「軽くて丈夫はありがたい」

ゲストにお迎えしたのは、あらゆるアルミやチタン製品を開発している
東京生まれのアウトドアギアブランド、エバニューの夏山遙加さんです。





　出会いはEVERNEWの展示会　


こいし「夏山さんは今年４月入社の超新人さんなんですよね。」

夏山「そうなんです。」

こ「先日行われた展示会で案内してもらってすごく元気なのが印象的でした！」

夏「はじめての展示会だったので誰彼問わず話しかけてました！」

こ「私もエバニューのアイテム愛用してます！
　　平形のクッカーと、鍋やフライパンも。
　　チタンではなくほとんどアルミの製品ですが、
　　軽いし調理がしやすくてとても気に入ってます！」

夏「ありがとうございます」

こ「新製品の中にもユニークなものがありましたね」

夏「はい、『エバニュー公式タワシアフロ君』です。
　　日本に2台しかないマシンで作った金たわしで、
　　体を洗っても痛くない、傷をつけにくいステンレスの製品です。
　　焦げが付きやすいチタン製品を傷つけずに洗える便利なアイテムです」



　夏山さんのアウトドア遍歴　


こ「そもそもアウトドア好きだったの？」

夏「小さい頃から家族が登山やキャンプに連れていってくれていたんですが、
　　本当は旅館やユニバに行きたかったんです…」　 

こ「（笑）」

夏「中学生の頃に”嫌さ”がピークになり、家族行事にも行かなくなりまして
　　バスケとか部活に一所懸命だったんですが、大学の頃に何をやりたいか分からなくなり、
　　手近にあった情報から山小屋でアルバイトをはじめました。完全にノリでしたね」

こ「手近に山小屋のバイト情報があるってのがさすが登山好きのファミリー！笑」

夏「おかげで登山道具は祖母や母親のものを引き継いで、靴だけ買えばOKな状態でした。
　　山小屋のバイトをしてやっと登山を良いと思えるようになりました。」

こ「剣沢小屋でもアルバイトしてたんですよね？」

夏「はい。２週間だけだったんですけど、そこにくるお客さんがとても印象的で。
　　何年も思ってやっと来れた人や、年齢も関係なく、歳を取っても登り続けている人や、
　　様々な理由で登山を楽しむ人の姿が心に残りました」


　カタログづくりのこだわり　


夏「２年前からの試みなんですが、エバニューのカタログは自社で作っていて、
　　社員が自ら写真を撮り、モデルになり、文章も構成も自社で行っています。
　　３年目の今年、はじめて私も参加しました」

こ「廻り目平キャンプ場で撮影をしてきたそうですが、初参加どうでした？」

夏「はじめてだったのでサブ的な役割しか出来ませんでしたが、
　　これも仕事なんだなーって、紅葉も楽しめてリフレッシュしちゃいました。 　　
　　途中の休みには金峰山にも登ったりと、盛りだくさんでした」

こ「私もキャンプの撮影に参加することがあるけど、特に天気のいい日だと、
　　仕事中なのにふと上を向くとすごく癒やされたりしちゃいますよね。
　　外で働くごほうびというか」

夏「オフィスにいる時間も悪くないですが、すごくいい時間でしたね。
　　自然のなかでみんなと仕事するのはアウトドアブランドならではだと思いました」

こ「会社じゃないから話せることもありますもんね」



　今後やってみたいアウトドア　


夏「周りにアウトドアをする人がたくさんいるので、
　　その人たちについていけば色々経験できそうなので楽しみです。
　　釣りもクライミングも冬山もチャレンジしたいと思ってます！」