The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「ヒラ」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「ヒラ」のウンチクじゃ。
こころして聞くのじゃ。

ヒラという魚を知っておるかのぉ?

ヒラスズキのこと?と思った人も多いと思うが、
ヒラスズキではなく、
非常に「平たい」形をしているので、
「ヒラ」と名付けられた魚じゃ。


見た目は、ニシンにそっくりで、
大きいものでは50センチを超えるんじゃ。

国内では西日本に多く生息していて、
有明海や岡山県では、
釣りのターゲットしてもメジャーな魚じゃ。


とくに有明海では、釣り人に
「有明ターポン」と呼ばれて親しまれておる。


群れが沿岸に回遊する5月から11月にかけて
防波堤から手軽に狙うことができて、
アジングのタックルと
釣り方をそのまま流用できるので、
最近人気が高まっているんじゃ。


味もとてもいい魚なんじゃが、
体が平たいので身が薄く、しかも小骨が多いので、
ほとんどの地域で食用となっていないんじゃ。

ただ岡山県ではスーパーでも
普通に売っているほどメジャーな魚で、

小骨の処理方法など料理法が熟知されているので
刺身、酢の物、塩焼きなど、
いろいろな料理で食べられておる。


なかでも揚げ物は、
骨切りをしなくても
小骨が気にならずに食べられるのでおすすめじゃぞ。


釣れたら試してみるのじゃ!
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