ADモーリーです！

昨日のGood To Goは、
『令和時代の砂金採り入門！』
というテーマでお届けしました。


ゲストにお迎えしたのは、
ファイナンシャル・プランナーで
砂金掘り師の伊藤亮太さん。

最近、砂金に対する熱がすごい井手さんですが、
砂金を調べるうちに
伊藤さんが出した本に行き着いたんだそう。
知りたい情報がたくさん載っていたと話していましたが、
実際にお会いしてトークを出来ることになりました。

Q. 普段はファイナンシャル・プランナーなんですよね？

『そうです。普段は資産運用とかの
　相談とか講師、講演をやってますね。』

Q. 砂金採りはいつからやってるんですか？

『7〜8年前からだと思いますね。
　資産運用の中に
　貴金属も含まれるんです。
　金の投資とかも入ってきまして、
　もともと私自身が
　金を買ったりしていたんですけど、
　採ったらもっと面白いんじゃないかと思って、
　それで始めた感じです。』

Q. 伊藤さんのご本は
　『あなたの街でも砂金が採れる！？』
　 というタイトルですが、
　砂金は全国で採れるんですか？

『沖縄県は難しいかもしれないですが、
　それ以外の所だと採れると思いますね。
　本来は鉱山とかで採れるんですが、
　私たちはそんな所に入れませんので、
　基本的には川で採れます。』

Q. どの川でも採れるということですか？

『そういうことではないんですね。
　昔、金山があった場所とか
　そういうところが可能性は高いです。
　金山はいろんなところにあったんですよ実は。』

Q. 関東エリアだと土肥金山は有名ですよね。
　
『そうですね。
　他にはこの辺りだと山梨が多いですかね。
　甲斐黄金村博物館っていうところは
　砂金採りの体験も出来ます。』

Q. 伊藤さんも最初は採るのに苦労しましたか？

『最初の方なんか全然採れないですよ！
　でもある時から、
　こういう場所で採れるっていうのが
　分かるようになって楽しくなりました。』

Q. やっているうちに
　 採れる場所が分かってくるんですか？

『基本的には岩盤、
　岩の上の土砂にある可能性がありますね。』

Q. 関東近郊だと多摩川でも採れます？

『採れるんじゃないかなぁ？（笑）』

Q. 詳しい場所は言わないマナーですね。

『マナーになってます。言えないですね。
　場所を言うと殺到しちゃうんですよ。
　それで川を荒らす人が増えちゃうので、
　基本的には言わないっていう
　マナーを守るのが当然ですよね。』

Q. 砂金採りのマナーってどういうのがありますか？

『まず、川を汚さない。
　そして土砂をすくったら元に戻す。
　あとは例えば釣りとかの道具を
　拾ったら持って帰るとかですね。
　ゴミを拾うのもやってもらいたいですね。』 

Q. 釣り師のマナーも似ている気がします。
　 伊藤さんは砂金採り一筋だそうですが、
　 その魅力ってなんなんでしょうか？

『たぶんキャンプとかと同じように
　まず自然に触れられるのは魅力的ですね。
　そして運動まで出来て、
　さらに金が採れるんですね。それが魅力ですかね。』 

Q. 金って1回でどれくらい採れるんでしょうか？

『これは難しい話で、
　採れる時には採れるし、
　採れない時は全く採れないですね。
　上手い人はすごいんですけど、
　やっぱり”運”ってみんな言います。』 

Q. 今日は実際にコレクションの一部を
　 持ってきてくれたんですよね？

『持ってきましたよ！』 


Q. 2日間かけて
　 1グラムっていう時もあるんですよね？

『そうですね。
　交通費とかを考えたら割に合わない。
　金は買った方が早い！（笑）
　でもお金に変えられない魅力というか、
　やっていること自体が楽しいのと、
　キラッと光った時の嬉しさ。
　そっちの方がいいですね。』

スタジオでは伊藤さんが次々と
井手さんにコレクションを見せてくださいました！

Q. 黒いケースに入っている砂金は
　 全部同じ場所で採れたってことですか？

『同じ場所です。
　でもその場所は
　全て許可を取って採取していますので、
　その辺は全部問題なくっていう感じです。』

Q. 砂金を採るのに許可が必要なんですか？

『許可を取らずに
　やっている方も多いんですけど、
　私は観光協会や
　河川事務所に許可を得た上でやってます。
　鉱業権って言うのが発生すると
　お金を払う必要がありますが、
　僕たちは遊びで
　石ころ拾うみたいな感じなので、
　その辺は
　多めに見てもらっているとは思いますけどね。』

反対に井手さんも自分が採った砂金を
伊藤さんに見ていただくことに。

『これは間違いなく金ですよ！
　間違いないです。
　もしかしたら
　やっている場所が同じかもしれない。』

Q. 砂金の形で採った場所が分かるんですか？

『形や色、大きさで分かりますね。
　慣れてくると
　『これはどこどこの川だね。』とか
　分かっちゃうんですよ。
　川によって特徴が出るんで全然違うんです。』

Q. 本も出されている伊藤さんですが、
　 砂金の人口が増えて欲しいと思いますか？

『あなたの街でも砂金が採れる！？
　～令和時代の砂金採り入門～』

ASIN ‏ : ‎ B08HCZN59W 
出版社 ‏ : ‎ ファストブック
発売日 ‏ : ‎ 2020/9/2

『本を出した一番大きな理由が
　実は北海道とかで
　砂金採りの伝統文化が廃れてきてしまっていて、
　今、現役でやっている方って70代とかなんですよ。 
　その方が亡くなってしまったら、
　誰も受け継ぐ人が
　いないっていうことで本を書いたんです。 
　だからそれを書きたかったのであって、 
　金を採る人を増やしたかった訳じゃないんです。
　でも読んでハマってくれるのもいいんですけどね。』 

Q. 砂金採りを始めたい方はどうすればいいですか？ 

『いきなり行っても採れないと思うので、 
　ぜひ本を読んでみてください。 
　そしてまずは体験施設で
   採り方を覚えたほうがいいですね。』

 Q. 伊藤さんは
     知り合いに砂金採りを勧めたりもしますか？ 

『興味がある人には勧めますけどね。
　ニッチな趣味です。
　だから大きくなってほしくないっていうのは 
　みんな思っているところではあると思います。
　でもちゃんとマナーだけ
　守っていただければ大丈夫だと思いますよ。』 

Q. そろそろお時間となりました。
　 お知らせございますでしょうか？ 

『先ほど紹介した 
『あなたの街でも砂金が採れる！？
  ～令和時代の砂金採り入門～』はアマゾンで購入いただけます。
　残念ながら砂金に関する本は私の本以外
　かなり古いものしかないので、
　ぜひ読んでいただければと思います。 
　あとはCAMPFIREなんですけど、
　砂金採りやりたいなっていう人向けの
　コミュニティをやっています。』 

Q. 最後にリスナーへメッセージをお願いします。

『この機会に砂金採りに
　興味を持っていただけると大変嬉しいです。 
　ただ何度も言いますが、
　マナーだけは守ってください。 
　よろしくお願いします。』

ファイナンシャル・プランナーで
砂金掘り師の伊藤亮太さんをお迎えしました！
ありがとうございました。

そして
まさかの延長戦ということで
伊藤さんには
ビデオカマゲンにもご出演いただきました。
そちらもぜひチェックしてください！

ビデオカマゲン（9/17分）砂金はロマンという名の宝石
https://www.youtube.com/watch?v=rT2LZrkBdwg

『あなたの街でも砂金が採れる！？
　～令和時代の砂金採り入門～』


ASIN ‏ : ‎ B08HCZN59W 
出版社 ‏ : ‎ ファストブック
発売日 ‏ : ‎ 2020/9/2


伊藤亮太の黄金大国ZIPANNING 
- Campfireコミュニティ
https://community.camp-fire.jp/projects/view/205597