
博士じゃ。
今週は「観光やな」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
「観光やな」には行ったことあるかのぉ?
「やな」というのは、
川で行われるアユの漁のことじゃ。
川の中に足場を組んで、
竹や木で作った”すのこ”状の台を組み合わせた
「やな」という構造物を設置。
上流から泳いできたアユがかかるのを待つ漁法のことじゃ。
この「やな漁」を売り物にした食事処が「観光やな」じゃ。
「やな」に入って、
鮎を捕まえて楽しむことが出来たり、
鮎料理を満喫したりできるんじゃ。
愛知や岐阜では、夏の風物詩となっておって、
鮎を輪切りにした刺身「せごし」や、
塩焼き、甘露煮、フライ、鮎雑炊など
鮎尽くしのフルコースが待っておる。
愛知や岐阜までいかなくても、
関東でも観光やなは楽しむことができるぞ。
栃木の那珂川(なかがわ)や、
茨城の久慈川(くじがわ)にも観光やながあるのじゃ。
この夏、「観光やな」で
アユ料理を楽しんでみてはいかがかのぉ?
鮎のおいしさにハマってしまったら、
友釣りを始めてみるのもおすすめじゃぞ!
自分で釣った天然鮎の味は格別じゃ!