The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「釣り針が刺さってしまった時」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、
釣り針が刺さってしまった時のウンチクじゃ。

心して聞くのじゃ。

釣りに怪我は付き物。
釣り人たるもの、
常にいざという時のことを考えて

シミュレーションしておくことが大切じゃ。

釣り針が自分に刺さってしまった場合もその一つ。

根がかりや、
木に引っ掛かったルアーを回収するときに、

自分に向かって勢いよくルアーが飛んできたり、
ランディングした魚からルアーを外すときに魚が暴れたり、
隣の釣り人の不注意でルアーが飛んできたり。

いくら注意していても、
釣り針が刺さってしまうことは、
よくあることじゃ。


ハリが返しまで刺さっていなければ、
自分でスッと抜くこともできるが、

返しまで刺さってしまうと、
返しがひっかかって、
自分で抜くことは難しいんじゃ。


自分で抜くためのサバイバル的な
How Toなども出回っているが、

それはあくまで近くに
病院もない離島などで刺さってしまった場合。


とくに太軸で大きな針が刺さった場合は、
下手に抜こうとすると
怪我を悪化させる場合があるので、

病院で抜いてもらうことが大切じゃ。

病院なら、針を抜くだけでなく、
破傷風のワクチンを打ってくれたり、
痛み止めを出してくれたり、

レントゲンで金属の破片が
残っていないか調べてくれたりと、

しっかり対応してくれるので安心じゃ。

基本的には、
総合病院などに緊急外来で外科に駆け込めば、
対応してくれるんじゃが、

行く前に、
電話で対応可能か確認してみることじゃ。


あらかじめ周辺の病院を
調べておくことが大切じゃが、

その地域に、
「一般救急相談センター」がある場合は、

そこに電話を掛ければ、
対応可能な病院を教えてもらうことができるんじゃ。


こういったケガを防止するために、
帽子やサングラス、
グローブをしっかり着用すること、

あらかじめ返しのない
フックに変えておくことも大切じゃぞ。


釣りに行くときには保険証を持って行くことも忘れずに!
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