The Burn - Fm yokohama 84.7

夏の車中泊 / 車中泊専門誌「カーネル」編集長・大橋保之さん

ADモーリーです!

昨日のGood To Goでは、
車中泊専門誌「カーネル」の編集長
大橋保之さんをお迎えしました!


Q. 早速ですが、最近はコロナ禍や
  キャンプブームもあり、
  車中泊の需要は増えていますか?


『非常に増えてますね!
 実はコロナ禍前から徐々に増えてきていて、
 コロナもあってさらに、って感じですね。
 キャンプブームと
 車中泊のブームが一緒にあるので
 連動しているように思えるんですが、
 別々のベクトルもあって、
 キャンプはしない人が車中泊をやったりとか、
 両方とも盛り上がってる感じです。』


Q.キャンプをしない車中泊って
  全国を旅したりとか、そういった感じなんですか?

『おっしゃる通りで、
 例えば釣りで朝まずめを狙う時など、
 前日からその場所に入って
 車で過ごすとかもありますね。
 カーネルの名前も釣り人からで、
 『今日どこ泊まるの?』、『俺、Car寝る』みたいな、
 そういう風な由来だと僕も聞いてますよ。
 もともとはアウトドアアクティビティや
 観光で早く動きたい人のための手段だったんです。』


Q.車の種類も増えてますよね!


『そうなんです。
 キャンピングカーはすごい注目を集めていて、
 確実に快適に過ごせるんですが、
 なかなかキャンピングカーを
 手に入れられない人が自家用車で
 どうやって快適に
 車中泊をするかっていう人も多くて、
 そんな悩みにカーネルが過ごし方の紹介や
 ギアの紹介しているんです。』


Q.車はどのくらいのサイズだと快適に眠れますか?

『身長が目安で、僕だと175cmなので、
 それにプラス15-20cm無いとなっていう。
 あとは横幅も50-60cmは必要かなと。
 寝返りが打てる余裕もないと、
 エコノミークラス症候群の恐れもあるんですね。
 車が大きいからといって寝やすいわけではないし、
 逆に今だと軽のワンボックスがすごい流行っていて、
 軽だからといって侮ってはいけないんですね。』

Q. 車メーカーさんも車中泊を念頭に置いてるんですかね?

『最近はそういうのも増えていると思います。
 前だとハイエースとかキャラバンが
 "キングオブ車中泊カー"だったんですが、
 最近はSUVや軽のバンが人気を集めてます。
 キャンプ終わりで仕事に向かう人が増えて、
 そうすると撤収の時間がかかるので、
 車で寝ちゃえとか、
 車中泊女子もめちゃちゃ増えていて、
 車は鍵がかけられるじゃないですか。
 これが大きいって女性からは聞きますね。』


大橋さんにはリスナーから寄せられた
車中泊に関する質問にもお答えいただきました!


『RVパークに関する質問です。
 車中泊をしている時に
 どうしても出てしまう生活音、
 ドアの開閉や自分のいびきだったり。
 お隣さんや地元の人たちと
 トラブルはないのでしょうか?

非常識な騒音はNGですね。
 あとはアイドリングストップが大前提なので、
 エンジン音はみなさん気にされますね。
 ただドア音とかに関しては、
 そういうものも考慮して作られているので、
 過剰じゃなければ大丈夫ですね。
 いびきは車の中で眠れば、
 外には聞こえないんじゃないですかね。』



『軽自動車なんですが、災害時に備え、
 大人2人が車中泊出来るのは確認済みです。
 あくまでも備えがメインなのですが、
 これだけは
 購入した方がいいというものはありますか?』

『マットとシェード=目隠しですかね。
 それに寝具をプラスしたものを
 僕らカーネルでは
 "車中泊の3種の神器"って読んでいます。
 セキュリティ面や心のリラックスも含めて、
 シェードを持っているとかなり眠れます。』


Q. 「夏の車中泊」を快適に
  過ごすコツを伺いたいと思います。

  まずはどんなことを気をつければいいでしょうか?

『車中泊の基本はエンジンオフなんですね。
 そうすると冷房は使えないですが、
 じゃあどうやって寝るかって言うと、
 回答として鉄板なのは
 「標高を上げろ!」ですね(笑)』

 
Q. 体は冷やすべきなんでしょうか?

『いろんな方の意見を集めたんですが、
 看護師の方で車中泊が好きな人は
 体のいろんな部分を
 冷やしてるって言ってました。
 コツがあるみたいで
 血管が集まっている首だったりとか、
 冷やし方もあまりキンキンにしないとか、
 個人差があるんで人によって変わると思うんですけど、
 そういう人もいるっていう話ですね。』


Q.他に車中泊で夏を快適に過ごす方法はありますか?

『今一番注目を集めているのは、電気ですね。
 RVパークには電気があるので、
 充電しながらサーキュレーターを回して、
 空気を循環させる人もいます。
 あとはポータブル電源ですね。
 あれを使ってサーキュレーターや
 扇風機を回したり、
 家電ならぬ"カー電"って呼んでるんですけど、
 ポータブルのクーラーとかも出始めていますね。
 ここ数年でギアもかなり進化してます!』


Q.夏の湿気はどう対策されますか?

『家庭の場合とほとんど一緒なんですが、
 車の場合は移動中にエンジンをオンにして、
 エアコンをつけてもらうのが大きいかなと思います。
 さっきアイドリングストップっていいましたが、
 これだけ暑いとそうも言ってられない時もありますね。
 具合が悪かったら僕はエンジンを一回かけてほしいし、
 そもそもそういう場合は
 車中泊を再考してもらいたいですね。
 止めたりとか場所を変えてもらったりとか。』


Q.現在発売中の
 「カーネル」7月号はどんな特集になっていますか?


『今たっぷりお話しさせていただいた、
 改涼計画と言って、
 とにかく涼しく過ごそうっていう特集になっています!』


大橋さんありがとうございました!

イベントへの出展も決定しています!

7/23〜24
東京キャンピングカーショー2022 @東京ビッグサイト

9/23〜25

横浜キャンピングカーショー2022 @パシフィコ横浜

詳しくはカーネルのウェブサイトをチェックしてください!
https://carneru.co.jp/
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