The Burn - Fm yokohama 84.7

アウトドアコーヒーブランド「ゼブラン」 / 中村史門さん

ADモーリーです!

昨日のGood To Goでは
株式会社ハリオ商事の中村史門さんをお迎えして
『アウトドアコーヒーブランド「ゼブラン」』について、
詳しいお話を伺いました!



今年1月に開催された『TOKYO OUTDOOR SHOW』で、
ハリオ商事さんがブースを出しており、
井手さんが覗いたところ
面白いアイテムがたくさんあったということで、
お話を伺うべく、スタジオにお越しいただきました。

Q. 改めてブランド「ゼブラン」について教えてください。

『「ゼブラン」は私たちコーヒー器具メーカーの
 ハリオ商事が立ち上げた
 アウトドア用のコーヒーギアのブランドです。
 これまでハリオ商事が販売してきたのは
 おうちの中で美味しいコーヒーを入れる器具だったり、
 カフェや喫茶店さんで使ってもらうものだったんですが、
 コロナの影響でおうちやカフェだけでなく、
 アウトドアで楽しむ器具の可能性が会社の会議で出てきたんです。
 コーヒー好きが集まった会社として、
 どうすればアウトドアで美味しいコーヒーが出せるか、
 そうやって始まったブランドです。
 昨年の10月から発売し始めました。』

Q.今日は商品を持って来ていただいていますが、
  まずはドリッパーを紹介していただけますか?

「V60 フラットドリッパー」
(HARIOのV60ドリッパーを折りたたみにしたアイテム)

『ドリッパーってプラスチックだったり、
 ガラスだったりすることが多いんですが、
 アウトドアだとかさばるし、割れることもあるので、
 やっぱり折りたためて、
 コンパクトにしたいということで、
 シリコンの素材に行き着きました。
 折りたたむと1枚のシート状になるので、
 コッヘルやクッカーにも入れられたり、
 どんな状態でも
 持ち運びがしやすい仕様になっています。』
  

Q. ドリッパーの素材によって味って変わりますか?

『厳密には変わります。熱伝導率が違うので、
 お湯の熱がその素材にどれだけ吸われるかによって、
 コーヒーを入れる温度が変わるんですけど、
 一番味が変わるのは形状なんですね。』


Q. 「V60 フラットドリッパー」を作るのは大変でしたか?


『大変でした!シリコン素材が初めてでしたし、
 1枚のシート状にするのが絶対だったので、
 本当に何回も検証しました。』


Q. 次は何を紹介していただけますか?

『「計量ドリップポット」というケトルですね。


『一般的なコーヒーケトルって
 先っぽに細口のノズルが付いていて
 ステンレス製が多く、外に持っていくとなると
 重かったり、かさばったりしますよね。
 それを解決するのがこの商品です。
 哺乳瓶などにも使われる
 トライタンという素材を使っていて、
 すごく軽いんですよ。
 基本的には割れないですね。
 計量カップの進化版みたいな感じで、
 注ぎの部分も検証もたくさんしまして、
 細口のケトルと同じような
落ち方になるように作りました。
 ドリップって味もすごく美味しくなるんですけど、
 淹れてる時が良い時間なんですよね。
 細くゆっくり注げる器具が1つあれば、
 その時間がもっと良くなるので、
 これはオススメですね。』


Q.いいですね!続いてはどれいきましょうか?



『「真空二重マグコーヒーメーカー」という商品です。
 こちらはパーツが3つに分かれていまして、
 まずは2重構造のマグで保温性が優れています。
 このマグに付いてくるのがストレーナーと蓋です。
 これだけで"間違いないコーヒー"が入れられるメーカーですね。
   お茶を淹れるのと同じイメージでして、
 ストレーナーに挽いたコーヒーを入れて、
 お湯を入れて蓋をします。それで3分経ったら、
 ストレーナーを引き上げて出来上がりです。』


Q.ドリップとは味が変わりますか?

『そうですね。全然違いまして、
 フレンチプレスに近い淹れ方になりますので、
 コーヒーの油分、オイルも出るので、

 口当たりがまろやかになります。

Q.美味しそうですね!これは何ですか?

コーヒーキャニスター50G

『キャニスターです!
 茶筒を作っているメーカーさんと協力して作りました。
 かなり密閉度が高くて、持ち運ぶ時のコーヒーの香りを
 少しでも逃さないようにというコンセプトになっています。
 すごい軽くて、50g入るので4杯分は淹れられます。


Q.あとはコーヒミルですね!

ハンドコーヒーミル

 『やっぱりコーヒー外で淹れる時の醍醐味って
  豆から挽くことかなって思ってまして、
  自然の中でゴリゴリしながら、香りが立ってくる。
  その時間は何物にも代え難いですよね。』


Q.リスナーからコーヒーに関する疑問が来ていて、
  お湯を注ぐ時に静かにゆっくりっていうのが
  スタンダードだと思っていたら、
  高い位置からドバドバ注ぐのが
  トレンドだって言われたそうなんです。
  これ、いかがですか?

 『コーヒーって同じ豆でも
  焙煎度によって味が違うんですよね。
  なので焙煎度によって
  淹れ方変えるのが面白いところなんですよ。
  例えば深煎りのコーヒーはゆっくり丁寧に注ぐ方が
  バランスがいい味が出るんですけど、
  最近のトレンドって浅煎りで味が出にくいので、
  勢いよくお湯を注いで成分を
  効率的に出すっていうやり方があるんです。』


Q.コーヒーのトレンドって数年おきに変わっていくんですか?

 『変わっていくんじゃないですかね?
  ここ10年、15年は浅煎りの
  スペシャルティコーヒーというものが
  世界的にも流行っているんですが、
  深煎りだけでなくどちらも好きになれば、
  コーヒーの楽しみ方が倍になります。』


この日は実際にスタジオで
ゼブランさんのオリジナルコーヒー豆を挽いて
コーヒーを淹れてくださいました。

井手さん
 『これは美味しいですね!
  深煎りの甘みが鼻から抜けるんですよ。
  あー!これはキャンプで飲みたいですねー!』


Q.今後はどんな商品を出していく予定ですか?

 『アウトドアで楽しんでもらえる器具を
  今、頑張って作っています!』



これから新しく出る商品にも注目ですね!
中村史門さんありがとうございました!!!


Zebrang(ゼブラン)
https://zebrang.hariocorp.co.jp/index.html

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