
博士じゃ。
今週は、
カタボシイワシのウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
ここのところ横浜の磯子海釣り施設で、
カタボシイワシという魚が
ポツポツ釣れておる。
聞き慣れない魚なので、
「固く干したイワシのこと?」
と思った人もおるかもしれんのぉ。
カタボシイワシは、
見た目はサッパに似ている魚で、
エラブタの後方に黒い斑点があって、
肩に星があるように
見えるということで、カタボシイワシじゃ。
もともとは、フィリピンや
台湾などにもいる南方系の魚。
鹿児島あたりでは、カタボシイワシが、
ブリやシーバスのメインベイトになっている場所もあって、
万能餌として冷凍の
カタボシイワシが売られておるんじゃ。
最近は、関東周辺でも釣れることがあるんじゃが、
狙って釣るほど数は多くないようじゃ。
ここのところ磯子海づり施設で釣れているのは、
25~30センチほどの大きさ。
小骨が多いため「ホネイワシ」
という別名もあるくらいで、
食べ方には工夫が必要じゃが、
刺し身や、なめろうはもちろん、
圧力鍋で骨まで柔らかく
煮ても美味しい魚じゃ。
食べてみたかったら、
磯子でサビキ釣りで狙ってみてはいかがかのぉ。