The Burn - Fm yokohama 84.7

五十嵐カノア選手の父・五十嵐勉さんをお迎えしました!

ADモーリーです!

昨日のGood To Goでは、
プロサーファー五十嵐カノア選手の父
五十嵐勉さんをゲストにお迎えして、
サーフィンや子育ての話たっぷり伺いました。


カノア選手のマネージャーも務めている勉さんですが、
普段はカリフォルニアに在住しており、
今回は日本に帰国中のタイミングでご出演いただきました。

Q. 日本にはどれくらいの頻度で戻られているんですか?

『基本的には年に2-3回ぐらい。
 去年はオリンピックもあったので、
 確認したら7回くらい戻ってましたね。』


Q. カノア選手の試合のタイミングで帰国されるんですか

『そうですね。試合の時とか、
 あとはスポンサーさん、
 日本のサポーターが多いので、
 ミーティングなどのため日本に戻ってきます。』


Q. オリンピックでは、カノア選手大活躍でしたね!

『ありがとうございます。
 でもまだコロナの体制だったので、
 身内も現場に入れなかったんです。
 すごく近いところで声援は送ったんですけどね。』

Q. 見事銀メダルを獲得しましたが、
  決勝戦はどんな気持ちで見ていたんですか?


『はっきり言って、
 最初はオリンピックに
 出場しただけで満足していたんですけど、
 カノアがメダルにこだわっていることに
 途中で気が付いて、
 その上で目標を達成したのがすごいなって思いました。』


Q. そもそもカリフォルニアに
  移住したきっかけはなんだったんですか?

『結婚して夫婦で海外に住むことが目標だったのと、
 子供は海外で産んでグローバルな人に育てたい、
 そして出来れば世界に通用するようなサーファーに
 育てたいということを二人で考えてたんです。
 第一候補がカリフォルニア、その次がハワイ、
 その次がオーストラリア、そこまで色々考えてました。』


Q. お二人ともサーフィンをやられていたんですよね?

『やってました。
 僕もプロを目指していたんですけど、
 東京に住んでいて練習もなかなか出来なくて、
 なかなか厳しかったんですよね。
 だから息子になんとか、っていうとこはありました。
 結婚したのが1990年、
 95年にカリフォルニアに引っ越しました。』


Q. カリフォルニアでお仕事はどうされていたんですか?

『最初に貯めた300万くらいの現金と
 炊飯ジャーとか日本食を持って行って、
 仕事はなかったので最初は観光ビザで入りました。
 行ってからとりあえず語学学校に入って、
 たまたま2年間の学生ビザが出たんですよ。
 それで語学勉強をしながら、
 自分で会社を起こしました。』


Q. どんな会社を立ち上げたんですか

『1995年って日本がアメカジブームだったんです。
 ナイキのAIR MAX 95が流行っていた頃で、
 当時は円が1ドル=90円とかだったんです。
 例えばAIR MAX 95を現地で買って、
 日本に送るっていう、
 そんな仕事がずっと続いていました。
 アメリカ側からしても
 外貨を稼ぐ会社だと認識してくれて、
 申請したら、
 すんなりグリーンカードを取得出来ました。』


Q. そんな中、カノア選手が誕生するんですよね?

『永住権が取れるのを見込んで
 子供を作ることにしていました。
 それで97年に生まれたんですね。
 僕は東京でフィットネスの仕事もやっていたんですが、
 フィットネスの本場ってハリウッドなんですよ。
 そのあたりの情報を日本に送る仕事もやっていましたね。
 なのでハリウッドが拠点だったんですが、
 カノアが育ち始めると、もっと海の近くにっていうことで、
 ハンティントンビーチに移り住むことになりました。』

Q. どのようにして
子供にサーフィンを仕込んでいくんですか?


『やっぱり親が楽しんでいれば
 自然についてくるのかなって思って。
 僕、子育てもかなり熱心にやっていて、
 サーファー仲間たちとも一緒に家で遊んで、
 そのまま海に行こうとすると、
 カノアはまだ2-3歳だったんですけど、
 『オレも行きたい!』となったんです。
 小さい時は海を怖がらせないために
 自分がサーフィンを楽しむのを見せていましたね。
 スケートボードとかで抱っこしながら乗って、
 滑る感覚を楽しませたり、
 そういうところから徐々に浸透させたのかな。』

Q. カノア選手が自分の意志で
サーフィンに行きだしたのはいつ頃でしたか?


『カノアの3才の誕生日に
 ファミリートリップでマウイに行って、
 マウイの暖かい水でボディボードを使って
 水遊びをしたら結構気に入ってくれたんですよ。
 そこからオアフに行って、
 アラモアナセンターのサーフショップで
 『誕生日プレゼント、欲しいものあるか?』って聞いたら、
 『サーフボードが欲しい!』って言ったんですよ。
 カノアの目に留まったのが"黄色の6フィートの板"で、
 これは良いなって思ってたら、
 値段が750ドルもしたんです笑
 カードもギリギリかなって、
 とりあえずこすってみたら、
 ピピって通って買えたんですよ!笑
 そのままビーチに行って、
 まあ教え方も上手いんで一発目で立てたんですよ。
 カリフォルニアの水は冷たいので、
 日本の仲間がカノア用、
 3才用のウェットスーツを送ってくれて、
 そこからサーフィン生活が始まりました。
 あとはカノアが通っていた
 幼稚園の先生もサーファーだったんですよ。
 幼稚園から帰る時も、
 「カノアくん今日波良いみたいだよ!」って笑』

Q. そんな勉さんですが、
  YouTubeチャンネルを開設されていますよね!


『「CCC カリフォルニアカルチャーチャンネル」です。
 僕本当にカリフォルニアが好きで、
 カリフォルニアのスケート、サーフィン、
 ファッションのカルチャーを発信しています。
 カリフォルニア生まれのカルチャーって多いじゃないですか。
 VANSのスニーカーにしても、Fenderのギターも
 LEVI'Sのジーパン、今だったらGoogle、Apple、
 Teslaも全てカリフォルニアなんですよ!
 そこをちゃんと伝えたいと思ってます。
 今はカノアとキアヌのサーフィンが中心になってますけど、
 カルチャーも伝えたいと思って始めました。』

Q. 今後の目標・野望があれば教えてください!

『今年ぐらいからカノアのサーフィンも安定してきて、
 世界ランキングも
 トップ5に入るような状況になってきました。
 そろそろワールドチャンピオンも
 視野に入ってきた気がします。
 さらにサポートも力を入れたいですし、
 皆さんの応援もお願いしますっていう感じですね。
 キアヌに関しても、
 カノアがサポートする姿勢が出てきたので、
 楽しみになってきています!』

Q. 最後にリスナーへメッセージをお願いします!

『カノアも日本に来て、
 ファンの皆さんに挨拶をしたいと言っています。
 世界チャンピオンを目指しています!
 頑張りますので応援よろしくお願いします!』

この日の収録の模様も撮影されていたので
今後、勉さんのYouTubeに動画が投稿されるかもしれません、
そちらもぜひチェックしてみてください!


五十嵐勉さんありがとうございました!


CCC | カリフォルニアカルチャーチャンネル
http://www.lisahalim.net/index.html

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