The Burn - Fm yokohama 84.7

ハイキング・登山の危険予知 / 甲山信一さん著

ADモーリーです!

まだまだアウトドア初心者のわたくしADモーリーが
様々なアウトドア書籍から、
初心者なりにこれはびっくりだな!とか、役立つぞ!
と思った知識をピックアップして載せていくこの企画。


題して、
「ADモーリーのアウトドア書籍から学ぼう!」


今週は登山・自然分野で活躍する
甲山信一さんの著書
ハイキング・登山の危険予知』をピックアップ。


登山・ハイキングのリスクを
実際に起こった事例を紹介しながら、
その対策を教えてくれる本になっています。
そんな『ハイキング・登山の危険予知』から
アウトドア初心者のわたくしがまず注目したのは…





「「先に行って」という言葉




『「先に行って」という言葉は、
 山では聞き慣れた言葉である。
 場合によっては、この言葉を
 真に受けると道に迷ったり、
 グループがばらばらになって
 遭難という事態になる危険。』

 (本より引用)



グループで登山をしていて、
歩くのが遅いと周りに迷惑をかけていると
思うこともあるかもしれません。
本著では「先に行って」と言ったことで
グループからはぐれてしまい遭難してしまった
女性の事例が紹介されています。
甲山さん曰く、「迷惑をかけない配慮」と
「迷惑をかける勇気」の両方を持つこと、
そして「先に行って」という言葉は慎重に、
ということを念頭においてほしいとのことでした。




続いて注目したのは...





「ピークハントにこだわると
 ベテランでも失敗」






『時間的に余裕のない計画を立てた場合の登山は、
 ピークハント(登頂)にこだわらないほうがいい。
 途中で足をくじいたり、体調不良者が出ても、
 時間的に無理をしても、また年齢も忘れて、
 少々のことは我慢して頂上まで登りたくなる。
 結果はその日に帰れなくなって、
 計画になかった野宿をして飢えと凍死となる危険。』

 (本より引用)



登山歴が長くなってくると
それだけ知識や
危機管理の能力も身につきます。
しかしその分、
年齢と共に体力も落ちていくのも事実。
せっかく山に来たんだから
頂上まで!という考えはなくして、
下山の時間や体力を考えて
登れるようになるといいですね。





実際に起きた事例を見ながら
対処法を読むことが出来るのは
次回の登山に間違いなく役立つと思います。
50以上の事例が載っていますので、
登山初心者だけでなく、
ベテラン方もぜひチェックしてみてください!





ということで、今週はここまで!


そして!
あんちゃん、この本も読んだ方が良いよ!という
マンゴー隊のみなさまからのオススメ書籍も募集します!
みなさんのレコメンドでわたくしを成長させてください。

theburn@fmyokohama.jp までお願いします!


それではまた来週ー!
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