The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「春告魚(はるつげうお)」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、春告魚(はるつげうお)のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

春告魚はその名前のとおり、
春が来たことを告げる魚のことで、

つまり、春に旬を迎える魚のことじゃ。

春告魚は、特定の魚のことではなく、
場所によって「春告魚」と呼ばれる魚が違うんじゃ。

その中でもメジャーな二大春告魚と言えば、
北海道のニシンと、関東のメバルじゃな。

他にも、東北ではサクラマスが春告魚と呼ばれておる。
サクラマスは、降海型のヤマメのことで、
その名前の通り、桜が咲く季節に産卵のため、
生まれた川に戻るんじゃ。


関西では、3月頃に漁が解禁されるイカナゴや
瀬戸内海のサワラが春告魚として有名じゃ。

四国や九州では、カツオじゃな。
高知で春に獲れるカツオは「初ガツオ」と呼ばれ、
あっさりとした味わいで人気なんじゃ。

旬を迎える魚で季節を感じることができるのも、
釣りの楽しみのひとつ。

春告魚を狙って、
一足早い春を感じてみてはいかがかのぉ。
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