The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「陸っぱりヤリイカ」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「陸っぱりヤリイカ」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

船に乗って、水深200メートル前後を狙って
釣るヤリイカじゃが、

実は、陸から釣ることもできるんじゃ。

毎年、冬になると、ヤリイカが産卵シーズンを迎えて
深場から浅場へとやってくる。

地域によって時期には差があるが、
だいたい1月から3月、

この時期が陸っぱりで
ヤリイカを釣るチャンスなんじゃ。


ヤリイカの産卵場所自体は、
陸からは狙えないような深さの場所なんじゃが、
エサを求めて、浅場に回遊してくることもあって、
堤防の先端や港の中、磯など、
幅広いポイントでチャンスがあるんじゃ。


アオリイカが釣れるようなポイントは、
ヤリイカが狙える有望なポイントじゃぞ。

陸っぱりのヤリイカ釣りは、
エギを使った「エギング」、
そのエギにエサを巻いた通称「邪道エギング」、
電気ウキを使った「浮き釣り」が主な釣り方じゃ。

エギングの場合、基本はアオリイカと同じ
3.5号のエギでOKじゃが、

飛距離が必要ないポイントなら、
2号未満の小型のエギも使うことができる。


浮き釣りの場合は、ハリの代わりに
「エサ巻きスッテ」と呼ばれる専用の道具を使う。

エサ巻きスッテには、鶏のササミや、
サバ、サンマの切り身、キビナゴなどを

巻きつけて使うんじゃ。

ヤリイカは、回遊してくるかどうかの
アタリハズレが大きい釣りじゃが、

ハマれば数が期待できるターゲットじゃ。

神奈川でも小田原エリアなどで狙えるので
チャレンジしてみてはいかがかのぉ。
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