博士じゃ。
今週は、ワカサギのおいしい食べ方のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
ワカサギの美味しい食べ方というと、
天ぷらとか南蛮漬けが浮かぶかもしれないが、
今日は料理の話ではなく、
料理する前の「処理」の話じゃ。
ワカサギを釣った時に気を付けたいのが、
釣り針を飲み込んでしまっていないかじゃ。
自分の釣り針が飲み込まれていればすぐに気づくが、
その前に他の人の仕掛けにかかって、
釣り針が折れて、飲み込んでしまっている場合もある。
そんなときのために、
釣ったワカサギを生かしておくバケツの中に
強力なネオジム磁石を入れておくのじゃ。
そうすると釣り針を飲んでいるワカサギは
磁石にくっつくのですぐにわかる。
ネオジム磁石は100均でも売っているぞ。
ちなみに、釣れたワカサギは
すぐにクーラーに入れずに、
水を張ったバケツでしばらく生かしておくと、
泥や胃の内容物を吐き出すので、
臭みの無い味になるんじゃ。
釣り場から持ち帰ったワカサギは、
できるだけ早く食べたいものじゃが、
たくさん釣れた時には、冷凍するのも手じゃな。
冷凍するときには、
ワカサギを水道水で綺麗に洗い、
そのあと、食塩で揉み洗いするんじゃ。
塩で洗うことで、ヌメリと生臭さが取れるんじゃ。
あとは、ジップロックに
ワカサギを小分けにして、冷凍すればいいんじゃが、
この時、ジップロックの中に
水道水も入れてから冷凍するのがポイントじゃ。
氷漬けにすることで、
冷凍ヤケを防ぐことができるので、
解凍した時に美味しくいただけるんじゃ。
せっかく釣ったワカサギは、
美味しくいただきたいものじゃの。