博士じゃ。
今週は、お雑煮に使われる魚のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
お正月の定番料理といえば、お雑煮じゃな。
日本全国に、地域色豊かなご当地お雑煮があって、
お餅の形や汁の種類、具材など、
そのバリエーションは数えきれないほどじゃ。
今日は、その中でも、
魚を使ったお雑煮を紹介するのじゃ。
お雑煮の具として定番の魚と言えば、
出世魚で縁起のいいブリじゃな。
ブリを使ったお雑煮というと福岡が有名じゃが、
他にも、長野や富山、
広島の一部エリアでもブリが使われるんじゃ。
他にもユニークなところでは、
秋田の男鹿(おが)地域では、
日本海で獲れる名物の
ハタハタを使ったお雑煮が食べられていて、
ダシには、フグや焼きアジが使われるんじゃ。
インパクト絶大な魚介系お雑煮と言えば、
仙台の「焼きハゼ雑煮」じゃ。
ダシに使った「焼きハゼ」がドドーンと、
器からはみ出すように盛られているんじゃ。
ちなみに、焼きハゼは、
今やあまりとれず入手しにくくなっているそうじゃ。
豪華な魚介系お雑煮と言えば、
新潟の「親子雑煮」じゃな。
主役は、鮭の身とイクラの最強コンビじゃ。
鮭が遡上する新潟らしい豪華なお雑煮じゃな。
他にも、愛媛の鮎雑煮、
岡山の焼き穴子雑煮など、
日本にはいろいろな
魚介系のお雑煮があるので、
釣った魚でお雑煮を作ってみるのも
面白いかもしれないのぉ。
ぜひチャレンジしてみるのじゃ。