The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「神奈川のブランド魚」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、神奈川のブランド魚のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

日本全国には、
いろいろなブランドされた魚があるが、

神奈川県にももちろんブランド魚がある。

東京湾と相模湾の2つの海に面した神奈川県には、
三崎・小田原に代表される25の漁港があって、
沿岸の魚から深海魚、遠洋のマグロまで、
実に様々な水産物が水揚げされているんじゃ。

その漁獲量は、魚介類、
海藻類など合わせて年間2万トン近いんじゃ。


さらに、河川や湖でも様々な魚が獲れて、
相模川や酒匂川のアユ、芦ノ湖のワカサギは有名じゃな。

そんな神奈川県でブランド魚というと、
平塚のシイラ、松輪(まつわ)サバ、
江の島カマス、
小田原のイシダイ、
横須賀のワカメなどがあるんじゃ。


とくに有名なのは、
サバの最高級ブランド「松輪サバ」じゃな。


松輪サバは、三浦市の松輪地区で
水揚げされるサバのことで、

大分県の「関サバ」と並び称される
高級サバのブランドの一つじゃ。


通常のサバが、市場で1キロ当たり
500〜600円で取引されるところ、

松輪サバは、
1500〜3000円で取引されているんじゃ。


エサが豊富な東京湾で育ったサバは、
肉付きがよく、脂がのった特別な味わいで、
マグロより美味いという人もいるほどじゃ。

そして、これから1月から3月に旬を迎えるのが、
小田原のイシダイじゃ。

冬場のイシダイはこってりとした
脂が乗り、歯ごたえは抜群。

噛むと独特の旨みと個性的な脂の香りが、
口いっぱいにあふれるんじゃ。


ブランド魚は買うとなかなかの値段なので、
ブランド魚を狙いに
釣りに行ってみるのもいいかもしれんのぉ。
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