
博士じゃ。
今週は、大みそかにお正月にと
大活躍の魚「ニシン」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
ニシンは、ニシン目ニシン科の海水魚で、
体は細長く、体長は30センチほど。
マイワシも同じニシン科の魚なので、近い親戚じゃな。
冷たい水のエリアを好む回遊魚で、
日本では、北海道が有名な漁場になっておる。
ニシンと言えば、京都の名物料理「ニシンそば」。
ニシンの干物を甘露煮にして、そばにのせた料理で、
京都では、大みそかに食べることも多いそうじゃ。
そして、お正月に食べる縁起物「数の子」も
実はニシンの卵なんじゃ。
ちなみに、世界一臭い食べ物と言われている
「シュールストレミング」という缶詰は、
スウェーデン産のニシンの塩漬けなんじゃ。
そんなニシンじゃが、
北海道では堤防から釣ることもできるんじゃ。
北海道では春の産卵期になると、
大量のニシンが沿岸に現れる。
ニシンの群れが産卵をおこなうと、
海が真っ白になるほどなんじゃ。
そんな時には、サビキ釣りなどで
防波堤からカンタンに釣ることができるんじゃ。
いつかはチャレンジしてみたいものじゃのぉ。