The Burn - Fm yokohama 84.7

焚き火の作法 / 寒川一さん著

ADモーリーです!

まだまだアウトドア初心者のわたくしADモーリーが
様々なアウトドア書籍から、
初心者なりにこれはびっくりだな!とか、役立つぞ!
と思った知識をピックアップして載せていくこの企画。


題して、
「ADモーリーのアウトドア書籍から学ぼう!」


今回は、先週ザバーンのGood To Goにゲストで出演した
アウトドアライフアドバイザーの寒川一さんの最新著書
焚き火の作法」をピックアップ!


焚き火マスターの寒川さんが
これまでのキャリアを通して学んできたこと、
未来の焚き火ライフを存続させ、
多くの人が楽しんでいけるための
"作法"を凝縮したこちらの本、
焚き火の作法」から
アウトドア初心者のわたくしがまず注目したのは…



「薪の種類と特性」




『薪には樹種によっていろいろな特性がある。
 炊きはじめに向くもの、火持ちがいいもの、
 火力が強いものなどなど。
 それらを理解すればより焚き火を楽しめる。
 薪を買うよりも拾い集めることの多い僕は
 「地産地燃」を心がけている。
 これが一番焚き火をしていて絵になるし、
 循環的見地からも理にかなっているように思うのだ。』

 (本より引用)


どんな木も一緒にバンバン燃やしていくわけではなく、
スターターとして有用な木や、
甘い香りを楽しめる果樹など、その種類はさまざまです。
そして「地産地燃」は
先週の放送で寒川さんが語っていた、
木を燃やすことで地球の
循環作業に関わるという考えが表れた文章です!




続いて注目したのは...





「火や熱源に触れるものはシビアに選ぶ」





『焚き火専用のウェアなどがあるが、
 すすんで着る気にはなれない。
 焚き火はもっと自由で偶発的であってほしい。
 たいていはどんな素材であっても
 火の粉で穴はあくし、焚き火臭くなるものだ。
 ただ、グローブなんかはちょっと変わってくる。
 直接火や熱源に触れたりするものは
 シビアな選択眼が必要だ。
 基本は革製のものをすすめる。熱だけではなく、
 そのまま刃物などを扱う
 状況もあるので作業性も重視したい。』

 (本より引用)


こちらも焚き火を生業にしてきた
寒川さんだからこその観点でとても勉強になります。
ここだけはこだわったほうが良いよ!
という意見があると初心者の人も分かりやすく、
焚き火を始めるきっかけになりますね。



先週のGood To Goでも触れたように、
本著では、アイヌの方々との焚き火や
ラップランドのサーミの方々とのリモート焚き火、
そして焚き火の経過とともに楽しめる
焚き火レシピなども載っていて、
盛りだくさんの内容になっていますので、
"焚き火"というワードに引っかかった方は、ぜひご購入ください!

「焚き火の作法」



寒川一(著) 定価 1,980円 (税込)
発売日2021年09月30日 発行学研プラス
判型A5 ページ数176頁
ISBN978-4-05-801685-5

ということで、今週はここまで!


そして!
あんちゃん、この本も読んだ方が良いよ!という
マンゴー隊のみなさまからのオススメ書籍も募集します!
みなさんのレコメンドでわたくしを成長させてください。

theburn@fmyokohama.jp までお願いします!


それではまた来週ー!
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