The Burn - Fm yokohama 84.7

山登りABC もっと登れる 山の食料計画 / 芳須勲さん著

ADモーリーです!

まだまだアウトドア初心者のわたくしADモーリーが
様々なアウトドア書籍から、
初心者なりにこれはびっくりだな!とか、役立つぞ!
と思った知識をピックアップして載せていくこの企画。


題して、
「ADモーリーのアウトドア書籍から学ぼう!」


今回は、「健康づくり」を専門とする
登山ガイド・芳須勲さんが書いた本
山登りABC もっと登れる 山の食料計画」をピックアップ!


「食事を見直すことで登山がラクになる!」という
少し変わった切り口の本で大変興味深いです。
今よりももっと登ってみたいという
上昇志向の方にぴったりかもしれないという
山登りABC もっと登れる 山の食料計画」から
アウトドア初心者のわたくしがまず注目したのは…




 「消化に優しい食材を選ぼう」




『山で食欲不振になりやすい人は、
 毎回スープなどの飲みやすいものを持っていき、
 食欲がなくても食べ物を口に入れる習慣を
 身につけることから始めてみましょう。
 山小屋の食事はとても量が多く、
 味も濃いことが多いのですが、
 山小屋で残すことはタブーです。
 その旨を小屋の人に話して、
 初めから量を少なく盛ってもらいましょう。』

 (本より引用)



僕はそこまで登山経験はないのですが、
おしゃべりしながらゆっくりと登っていても
気がつくと一気に疲れているということがありました。
食欲がなくなってしまう人はここに書いてあるスープ、
もしくは梅干しや酸味のあるものも飽きなくていいらしいです。
山小屋のご飯については、言わずもがなですね!



続いて注目したのは...





「シャリ(ごはん)バテ不足からくるバテ」





『シャリバテとは糖質エネルギーの供給不足が
 原因で起こるバテの一種です。
 糖質が枯渇すると、たとえ体に体脂肪が残っていても
 利用できなくなるため、突然体が動かなくなる
 といった症状が起こることもあります。
 判断力が低下し、転倒滑落、道迷いといった
 アクシデントを引き起こすことがあります。』

 (本より引用)


脳みそへブドウ糖の供給が少なくなると、
判断力が低下し、
アクシデントが起きる可能性が高くなります。
シャリバテは無理のないペース配分や、
こまめな糖分の摂取によって
確実に予防が出来ますので、
登山に行く際には"シャリバテ"という言葉と
糖質を中心とした行動食を忘れないように!



アルコールについてのコラムが載っており、
アルコールは1グラムあたり
7キロカロリーのエネルギーがあると書いてありました。
もちろんアルコールは栄養素ではなく、
脱水症状を引き起こすなど、登山には悪影響が多いです。
山小屋でのビールを楽しみにしている方、
もしくは他のアウトドアでもお酒を楽しむ方、
脱水や判断能力の低下の
リスクがあることだけは忘れないようにしましょうね。
なんだかピーポくんからの
お知らせみたいになってしまいましたが、
よろしくお願いします!



ということで、今週はここまで!


そして!
あんちゃん、この本も読んだ方が良いよ!という
マンゴー隊のみなさまからのオススメ書籍も募集します!
みなさんのレコメンドでわたくしを成長させてください。

theburn@fmyokohama.jp までお願いします!


それではまた来週ー!
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