The Burn - Fm yokohama 84.7

こいしゆうかと激レアキャンプ場〜ハプニングは全て酒の肴になる

辰巳Dです。

イラストレーターでキャンプコーディネーター
こいしゆうかさんの女子キャンプコーナー。


今回のテーマは、

「行くかどうかはあなた次第!激レアキャンプ場



これまで全国津々浦々のキャンプ場に訪れたこいしさんですが、
今回はその中でも、衝撃的だったキャンプ場ベスト3を紹介してくれました。


※順位や内容はあくまでもこいしさん個人の見解ですので
 ネタの1つだと思って気楽にご覧ください



 第3位:湯泊公園キャンプ場(悪石島) 




日本最後の秘境と呼ばれるトカラ列島の一つの島。
九州本土から週2回でている便の船でしか行けません。

ずっと行きたいと思っていた場所で7〜8年前に行きました。

島に着くのに11時間。 やっと着いたと思ったら、キャンプ場まで徒歩40分。
人口73人、ヤギだらけで、お店が一個もないという島でした。

悪天候で船が出ないとしばらく島に閉じ込められます・・・


悪石島には温泉が3つくらいあって、キャンプ場には砂風呂がありました。

しかしこの日はメインの露天風呂がやっておらず、
水場もトイレも壊れていたんです・・・

役場の人に電話をし、水をタンクで持ってきてもらい、なんとか生き延びれました。
いま考えても恐ろしいキャンプでした・・・
(スマホを見返してみたら1枚も写真を撮ってませんでした・・・)

でもこれは全て訪れたのが冬だったからなのかも。
ネットの口コミを見ても評判がいいので
きっと冬以外(夏とか)に行けば楽しめそうです!



 第2位:都井岬南灯台キャンプ場(宮崎) 


野生の馬が放牧されていて、入るのが有料の岬。
そこにある人の家の庭に小さなキャンプ場があります。



九州を一周している時にキャンプ場をネットで探していたら、
季節によっては、日の出も日の入りも見られるという口コミを見つけ、
行ってみたら、子沢山の家族がいて、そこの庭がキャンプ場になっていました。

庭には灯台があり、その麓でキャンプが出来るという
そんなことができるのは日本ここが唯一かもしれません。






翌日、目を覚ますと、テントの前で野生の馬が草を食べていました。
オーナーさんは東京から宮崎に移住した方で、
実はエイ出版の営業さんで共通の知り合いがいたことが判明。

そんな体験も含め激レアキャンプ場に認定!



 第1位:奥粗谷二重かずら橋キャンプ場(徳島) 


シラクチカズラという植物を使って作られた有名な粗谷かずらから、
30キロ離れた場所にあるキャンプ場。

しかしこの30キロがクネクネした山道でエゲツなかった・・・
(あとで調べると「酷道」と呼ばれている道でした)




到着すると、そこにもかずら橋があり、
男橋、女橋と2つのどちらかを渡ればキャンプ場にたどりつけます。

ところが荷物を運ぶ野猿が壊れていたため、
キャンプ道具を持ってその古い橋を渡らなければならないことに。




隙間だらけの橋を重装備で渡る・・これがかなりスリル満点!

高所恐怖症の人はキャンプ場にたどり着けないかも・・・




着いた先は、砂利がひかれた薄暗く小さなキャンプ場でした。

その時は女性3人で行ったからよかったんですが、
静かさの限界を超えた静けさで、
ソロだったらきっと寂しさに耐えられなかったんじゃないかと。

観光地の近くだからと気軽な気持ちで行ってしまったからなのですが
特に衝撃をうけたので1位とさせていただきました。





仕事が暇になる冬に行くことが多いため
南にあるキャンプ場が多く並ぶ結果となってしまいましたが、
たまには偶然、衝撃的なキャンプ場を見つけてみるのは楽しいです!

でももう一回行きたいかと聞かれたら・・・

だから、行くかどうかはあなた次第!

ちなみに、ベスト3の中で一番行きやすいのは
「都井岬南灯台キャンプ場」です。

景色も素晴らしかったですよ。 byこいし

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