
博士じゃ。
今週は、
釣り用のハサミのウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
釣りに行くときに、
あると便利なものが、ハサミじゃ。
といっても、釣り糸を切るための
小さいハサミではなく、
魚をしめたりするのに使う、
キッチンバサミのような
大きなハサミのことじゃ。
このハサミ一つあれば、
切ったり刺したりができるので非常に便利じゃ。
魚をしめる時には、
魚を軍手などでしっかり押さえて、
こめかみ辺りをハサミの先で突けばOKじゃ。
そして、魚のエラの中に
ハサミを差し込んで、エラを切れば、
血抜きもできるんじゃ。
さらに、オニカサゴなどヒレに
毒がある魚のヒレを切り取ったり、
サバの切り身などのエサを切るときにも便利じゃぞ。
魚が暴れたり、船が揺れたりして、
思わぬケガをする場合もあるので、
ハサミを使うときは、
厚手の軍手などをして作業するのが肝心じゃ。
魚を締めるためのハサミは、
一般的なキッチンバサミではなく、
サビに強い釣り専用のものを選ぶのがベターじゃ。
釣り具屋に行くといろいろ売っておるぞ。
中には、魚がさばきやすいようにアーチ型になっていたり、
PEラインが切りやすい刃になっているものもある。
自分に合うハサミを探してみてはいかがかのぉ。