The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「タコの不思議」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、「タコの不思議」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

最近、横浜の海釣り施設で
マダコが良く釣れているので、

今日は、タコの不思議な生態を紹介するのじゃ。

タコは、「海の賢者」とも言われるほど、
高い知能を持っておる。

神経細胞の数は、
なんと犬とほぼ同じ。
5億個以上あるんじゃ。


ただ、神経細胞の大部分が脳にある
犬などの脊椎動物(せきついどうぶつ)とは違っ
て、
タコの神経細胞の3分の2以上は、
腕や胴にあるんじゃ。


タコの8本の腕には、
それぞれ200個以上の吸盤が付いていて、

この吸盤を使って周囲にあるものの
感触や味、匂いを感じ取っておる。


そんな8本すべての腕が、
絡まったりすることなく、

自在にコントロールできるように、
タコは8本の腕それぞれに
小さな脳を持っているんじゃ。


実際には、小さな脳というよりも
「神経細胞の集まり」という方が近いかもしれんのぉ。

そして、タコは、体のほとんどが
筋肉でできている超マッチョ体質。

この筋肉を動かすためには、大量の酸素が必要で、
そのためになんと心臓を3つも持っておるんじゃ。

ちなみに、酸素を全身に送る血液は、
青色をしておるんじゃ。


タコは不思議な生き物じゃのぉ。
top