The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「深海ザメ「メガマウス」」のウンチク』

博士じゃ。
今週は、千葉県館山市の港に現れて話題となった
深海ザメ「メガマウス」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

今週、千葉県館山市の港で、
体長4メートルもあるサメが
尾びれをゆっくり揺らしながら
泳いでいる姿を釣り人が発見。

さかなクンが確認したところ、
幻の深海ザメ「メガマウス」と判明したんじゃ。

メガマウスの正式名称はメガマウスザメじゃ。
公式な記録として
最初に目撃されたのは、1976年で、

それ以来、世界でも発見例は
200件ほどしかない貴重なサメなんじゃが、

館山では過去にも定置網に
メガマウスがかかったこともあるんじゃ。


水深200メートル付近の
やや浅い深海に生息しているサメなので、

今回のように、
泳いでいる姿をすぐ近くで見られるのは奇跡。


地元の人によると、
カツオ漁のために撒いたプランクトンを追って
港に迷い込んだ可能性があるとのことじゃ。

メガマウスは、その名前の通り、
大きな口が特徴じゃが、

この口は、獲物を噛んで離さないためにあるわけではなく、
見た目とは裏腹に主に
プランクトンを食べているんじゃ。


プランクトンをろ過して食べるサメは、
メガマウスザメのほか、
ジンベイザメ、ウバザメの3種類しかいないんじゃぞ。


今回見つかったメガマウスは、
体のあちこちが白くなっているので

傷ついて弱っている状態かもしれないとのことじゃが、
無事に深海に戻って欲しいものじゃのぉ。
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