The Burn - Fm yokohama 84.7

山小屋ガールの癒されない日々 / 吉玉サキさん著

おはようございます。ADモーリーです。

まだまだアウトドア初心者のわたくしADモーリーが
様々なアウトドア書籍から、
初心者なりにこれはびっくりだな!とか、役立つぞ!
と思った知識をピックアップして載せていくこの企画。


題して、
「ADモーリーのアウトドア書籍から学ぼう!」


今週は、北アルプスの山小屋で10年働いた経験がある
ライター吉玉サキさんの
山小屋ガールの癒されない日々をピックアップ。


北アルプスの山小屋で10年働いた吉玉サキさんが
山小屋での生活を隅から隅まで描いたこちらの本
山小屋ガールの癒されない日々』から、
アウトドア初心者のわたくしがまず注目したのは…




「山小屋のお風呂」




『山小屋のお風呂の何が過酷って、とにかく寒い。
 私がいた山小屋はお風呂が外にあった。
 標高の高い山は夏でも気温が低い。
 体感温度としては、真夏で十五度くらい。
 山小屋にはシャワーなんてないし、
 水が豊富じゃないから、浴槽のお湯を
 バシャバシャ浴びることもできない。
 「寒いな〜、嫌だな〜」という気持ちに打ち勝ち
 「えいや!」と湯船から出て、歯を食いしばって洗う。』

 (本より引用)



これは働いている人しか分からないことですね!
しかもスタッフ用のお風呂があることは
お客さんには秘密だそうなので、
素早く、痕跡を残さないように入るのは大変そう。
中にはお風呂に入るのをパスする人もいるそうです。




続いて注目したのは...




「どうやって食料を入手するのか」






『標高二〇〇〇メートル近く、
 登山口から歩いて五時間以上。
 下界から遠く離れた北アルプスの山小屋では、
 歩いて行ける範囲にスーパーもコンビニもない。
 ではどうやって食料を入手するのかというと、ヘリだ。
 山小屋では数週間に一度、ヘリで食材を揚げる。
 それ以外には食料を調達する方法がない。
 客食もスタッフの食事も、
 山小屋にある食材だけで作る。
 醬油を切らそうが味噌を切らそうが、
 買いに行くことはできない。

 (本より引用)



数週間に一度っていうのがミソですよね。
量を計算しながら使っていかないと
急に底をついてしまいそうです。
マネージメントが大変そうですが、
まかない作りはスタッフさん同士で行っていたよう。


山小屋に泊まった経験がないのですが、
経験がある人には
「これ知りたかったー!」とか
「そんな風になってるんだ!」みたいな
興味深い話でいっぱいの本です。
経験がない私も楽しませていただきました。
山小屋に行ってみたくなる本!オススメです!



ということで、今週はここまで!


そして!
あんちゃん、この本も読んだ方が良いよ!という
マンゴー隊のみなさまからのオススメ書籍も募集します!
みなさんのレコメンドでわたくしを成長させてください。

theburn@fmyokohama.jp までお願いします!


それではまた来週ー!
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