The Burn - Fm yokohama 84.7

ライター/キャンプコーディネーター 佐久間亮介さん

おはようございます!ADモーリーです。

昨日のザバーンでは、
ライターでキャンプコーディネーターの
佐久間亮介さんをお迎えしました!


以前、月一レギュラーのこいしゆうかさんの
コーナーにご出演いただきましたが、
スタジオには初めて来ていただきました!

Q. まずは佐久間さんのことをお聞きしたいんですが、
  佐久間さんはキャンプ業界で
どんなことをされているんですか?


『ライターやキャンプ教室の講師、モデル、
 TVのキャンプシーンのコーディネート、
 自治体のキャンプイベントの運営協力など
 キャンプにまつわる
 いろんなことをやらせてもらっています。』


Q. テントも出しているそうですね?

『去年12月にテンマクデザインから
 「ガレージテント」っていう
 ソロキャンパー向けの小型のロッジテントを出しました。』


Q. 自分のテントが完成していかがでしたか?

『幸せですね。キャンプを伝えたいと思って
 今の仕事を始めたので、
 キャンパーにとって憧れのテントを
 自分で企画して作って、
 それがアウトドアショップに並んで、
 キャンパーさんの手に渡って、
 その人たちのキャンプライフを豊かにする、
 そんなことに携われているのは本当に嬉しいです。』


Q. そもそもキャンプを
  仕事にしようと思ったきっかけはなんですか?

『大学を卒業して会社員を2年くらいやってたんですけど、
 毎日終電まで働いて、家と会社の行き来だけだったんです。
 それで心が病んでしまいそうだった時に、
 たまたま同僚とキャンプに行ったんですよ。
 福島県の猪苗代湖だったと思いますが、
 景色がパッと開けて、湖が静かに揺れている感じに
 日々の生活とは全然違う世界があるんだって知って、
 自分の心が開けた感じがしたんですよ。
 この感覚を多くの人に
 届けたいと思って始めたのがきっかけの1つです。
そこからキャンプにもハマって毎週行ってたし、
 キャンプ貯金みたいなこともしていました。』


Q. どんなものを買うために貯金していたんですか

『とにかくいろんな物が欲しかったんです。
 最初はテントとか寝袋、マットとか
 基本的なアイテムを揃えて、
 徐々にダッチオーブンとかランタンとかを買って、
 そんな感じでどんどん揃えていった感じですね。』

Q. キャンプを仕事にするために
  最初にやったことはなんですか?

『脱サラをして、キャンプの経験を積むために
 貯金の100万円を握りしめて、
 キャンプ場を巡りながら日本一周をしました。
 あとはキャンプのブログを立ち上げました。
 僕が脱サラをしたのは7年前なんですけど、
 当時はウェブ上にキャンプの情報がほぼ無かったんです。
 それには自分も困ったし、
 これからはみんな絶対にウェブで検索をするから、
 情報を載せておかないとキャンプが広まらないと思って、
 日本一周をしながら
 初心者向けの情報をアップしていました。』


Q. なんていうブログだったんですか

『「camp-in-japan.com」っていうサイトでした。
 今も残っていて、当時は初心者の方もよくアクセスしていたので、
 見たことがある方もいるんじゃないかなって思います。
 読んでくださった方からコメントをもらったり、
 イベントで会った時に「キャンプで人生変わりました!」
 みたいなことを言ってもらえたり、
 そういった反応もらえた時は嬉しいですね。』

Q. いつから仕事になったと感じましたか

『食えるようになったなって感じたのは、
 ここ1〜2年なんですよ。
 さきほどのテントの企画がスタートした辺りから
 仕事になってきたなって思い始めましたね。』

Q. 最初の数年は
  今振り返るといい経験だったと思いますか

『そうですね。日本一周の他にも
 半年ほどニュージーランドにも行ったりしていて、
 その旅の経験が今の自分のベースになっています。
 今31歳なんですけど、
 これから日本一周やれってなっても
 なかなか難しいと思うんです。
 若さというか圧倒的な熱量みたいなものでやっていたので、
 今やったとしても別物になってしまう気がします。
 それぐらい良い経験だったと思います。』

そんな佐久間さんが先月出した本が
キャンプ職業案内』(三才ブックス)



Q. この本を出すきっかけはなんだったんですか?

『三才ブックスの編集者さんと付き合いがあって、
 なんか一緒に作ろうよっていう話になったんです。
 どういう本を作ろうかなって考えた時に、
 僕はいままでキャンプを仕事にするためにやってきたから、
 それを伝えられるようなものを作りたいと思って
 この本が出来ました。』

Q. ザバーンの月一レギュラーでもある
  沖田雅生さんやこいしゆうかさんなど
  たくさんの人が登場していますが、
  人選はどのように行ったんですか?

『職業がイメージしやすい方を
 選んだというのが大きい軸でした。
 仕事にしたいと思った人が
 真似しやすいような人選にしています。』

Q. 本が完成して改めて感じたことはありますか?

『この本を読むとキャンプの裏側を
 知ることが出来るなって思ったんですよ。
 キャンプギアがどういう想いで作られているのか、
 フィールドがどうやって整備されているのか、
 雑誌がどうやって作られているのか、
 その裏側を知ることによって、
 キャンプの新しい視点を得られて、
 いつもと違った楽しみ方が出来ると思うので、
 いろんな方に読んで欲しいです。』



佐久間さんからお知らせ!

「キャンプ職業案内 」発刊講演会
日時:
第1夜:2021年5月16日(日)18:00〜19:30(約90分)
第2夜:2021年5月19日(水)19:30〜21:00(約90分)

キャンプ職業案内』の発売を記念した
本には書ききれなかった内容を語り尽くす
オンラインイベントです。
詳しくは日本オートキャンプ協会のページで!
https://www.autocamp.or.jp/post-11552/?p=11552

そして、佐久間さんから
キャンプ職業案内』を三冊プレゼントしていただきました!
マンゴーボックスに入れておきますので、お楽しみに!


top