The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「アブラボウズ」のうんちく』

博士じゃ。
今週は、深海魚
「アブラボウズ」のウンチクじゃ。

こころして聞くのじゃ。

今月3日から回転ずしの「スシロー」で、
「とろとろ祭」と題して、
本マグロや
キングサーモンの大トロと一緒に

深海魚アブラボウズの握りが、
特別メニューに加わっているんじゃ。

もう食べたかのぉ?

アブラボウズは、
スズキ目ギンダラ科の深海魚。

全長は、最大で1.8メートル、
重さは100キロ近くにもなる魚じゃ。


見た目が真っ黒なシルエットに
白い横縞と、地味なので、
お世辞にも
美味しそうなルックスとは言えないんじゃが、

アブラボウズという名前の通り、
脂のノリは最高なんじゃ。


全身のおよそ4割が
脂でできていると言われるほど脂身が多く、

「全身がトロ」と言われているほどじゃ。

普段は、回転寿司ではなかなか出会えない魚じゃが、
小田原周辺など、水揚げがある場所では人気の魚じゃ。

伊豆半島などでは専門で狙う釣り船もあって、
ベストシーズンは1月から3月。

スロージギング、餌釣りの両方で狙えるんじゃ。

脂にワックス成分が入っていて
販売が禁止されている

バラムツやアブラソコムツとは違って、
食べ過ぎなければ問題はないんじゃが、
脂が強いため生で食べるなら、
お寿司4~5貫くらいが適量じゃ。


全身がトロと言われる、その身を味わってみるのじゃ!
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