博士じゃ。
今週は、メバルのウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
メバルは別名「春告魚」(はるつげうお)
とも呼ばれるように、
冬から春にかけてよく釣れる魚じゃ。
堤防から気軽に釣ることができる人気のターゲットで、
昼間は海草やテトラなど構造物に潜んでいて、
夜になるとエサを求めて海面近くまで出てくる。
なので、夜の方が簡単に釣れるが、
昼でもテトラの隙間に
エサやルアーを落とせば釣ることができるんじゃ。
釣り方は、エビやイソメなどを使ったエサ釣りのほか、
最近ではルアーでメバルを狙う釣りが
「メバリング」と呼ばれて人気じゃ。
ワームやプラグに果敢にアタックしてきて、
当たると釣り竿を絞り込むパワーファイターじゃ。
表層から中層を一定スピードで巻くだけでも釣れるので
初心者でも楽しめる釣りじゃな。
堤防から釣れるのは手の平サイズがおおいんじゃが、
ボートに乗れば、尺サイズも狙えるぞ。
尺メバル…わしも釣ってみたいものじゃのお!
ちなみに、一言でメバルと言っても、
実は、
赤メバル、白メバル、黒メバルの3種がいて、
便宜上、この3種をまとめてメバルと言っているんじゃ。
この3種類は、
分類上1種類として扱われていた時期もあるほどで、
体色だけで見分けるのはプロでも難しい。
ちなみに、味で言うと、
回遊性の低い、
赤メバルと白メバルが美味しいと言われておる。
メバルの煮つけは、ぷりっぷりでうまいのぉ。
ぜひ釣ってみるのじゃ。