博士じゃ。
今週は、「フライタイイング」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
渓流解禁までもう少し。
緊急事態宣言でおうち時間も増えるなかで、
今年は家でフライタイイングに挑戦しようと思っている人も
多いかもしれんのぉ。
フライフィッシングで使う
疑似餌のフライ、つまり「毛バリ」を
自分で作ることを、フライタイイング、
日本語では、毛ばりを巻く、というんじゃ。
毛ばりは完成品を買うこともできるんじゃが、
自分好みのフライや、
特定の釣り場の状況に合ったフライが
必ずしも売っているとは限らないので、
自分で作ることも多いんじゃ。
自分で作った毛ばりで釣れれば喜びもひとしおじゃ。
必要な道具もそんなに多くはないんじゃ。
バイスと呼ばれる、
釣り針を固定する万力は、
そこそこの値段がするが、
それ以外には、
ボビンを固定して糸を繰り出すためのボビンホルダー、
フライタイイング専用のハサミなど、
小物がいくつか必要なくらいじゃ。
材料は、鳥の羽を中心に、
鹿の毛、ワイヤー、ビーズなどじゃ。
初心者でも簡単に巻けて、
釣り場で万能に使える毛ばりもあるので、
Youtubeなどでプ
ロの作り方を見ながらチャレンジしてみるのも
いいかもしれんのぉ。
いつかはオリジナルパターンのフライを開発して、
自分の名前を付けたいものじゃな!