博士じゃ。
今週は、寿司の握り方のコツのウンチクじゃ。
こころして聞くのじゃ。
緊急事態宣言が発出されてから、
自宅で料理する機会も増えていると思うが、
この機会に、
握り寿司にもチャレンジしてみるのはどうかのう?
寿司職人のように本格的な味に仕上げるのは難しくても、
ちょっと練習すれば、十分に美味しくできるのじゃ。
まずは、すし飯の準備じゃが、
いつもより気持ち硬めに炊いたご飯に
市販の寿司酢を混ぜるだけじゃ。
寿司酢の量は、「飯四合に酢一合」が基本。
熱々のご飯をバットに移して、お酢をまんべんなくかけ、
お米を切るようにして手早く混ぜるんじゃ。
ちなみに、ご飯一合で10貫ほど握れるので、
二人前握るなら二合のごはんが必要じゃ。
ネタの魚は、お刺身よりも薄めに切るのがコツじゃ。
そのほうが酢飯と一緒に
口に運んだ時に口溶けのバランスがいいんじゃ。
あとはネタの上にシャリをのせて、握るだけ。
握り方のコツは、ぎゅうぎゅうと強く握らないこと。
軽く握るのが基本で、
握るというよりも、
タネとシャリをまとめるというイメージじゃ。
できるだけシャリに含まれる空気を
押し出さないように握ることが重要じゃぞ。
手に持ったときに崩れない硬さで、
なおかつ口に入れたときには
ばらりと崩れるというのが理想じゃ。
最後は盛り付けじゃが、
寿司は、載せる食器に対して
直角に並べるより少し斜めに並べると美味しそうに見え
るんじゃ。
コロナが終息したら自分で釣った魚で、
寿司パーティーをしたいものじゃな。