The Burn - Fm yokohama 84.7

スノースクート! ユングニッケル・ケンさん

おはようございます!ADモーリーです。

昨日のGood To Goでピックアップしたのは、
「初心者でも楽しめる?スノースクート!」

ゲストにBMXやスノースクートなどを輸入製造販売している
ジックジャパンのユングニッケル・ケンさんをお迎えして、
詳しいお話を伺いました。


Q.ユングニッケルさんは幼少期から
 神奈川にお住みだったんですよね

『そうですね。
 もともとは東京だったんですけど、
 小さい時に横須賀市の秋谷っていう
 ビーチのすぐそばに移住しました。
 なので、秋谷の海で育った感じですね。』


Q.秋谷の海では何をして遊んでましたか

『ボディーボードをやったり、
 小学校6年生の時にウィンドサーフィンに出会って、
 そのあとは毎日ウィンドサーフィンをやってました。』


Q.ウィンドサーフィンを始めた
 きっかけはなんだったんですか?

『父がヨットをやっていたので、
 おそらくその影響だったと思います。』


Q.そのウィンドサーフィンでは
 素晴らしい結果を残されたんですよね?

『もう結構前の話なんですが、
 80年代に毎日やっていた成果もあって、
 由比ヶ浜で全日本大会で、
 16歳と17歳の時に
 2年連続で日本チャンピオンになりました。』


Q.その時はプロとして活動していたんですか


『その時はアマチュアで参加しました。
 大学はドイツに行ったんですけど、
 ドイツでもウィンドサーフィンを続けて、
 ヨーロッパでも3年くらいはやってましたね。』

Q.ドイツはウィンドサーフィンが盛んなんですか

『そうですね。海は北海とバルト海しかないですけど、
 湖もあれば、思い切って地中海とか、
 フランスにも行けますので、自然と盛んになってます。』


Q.そんなユングニッケルさんがスノースクートに
 出会ったきっかけはなんだったんですか?

『92年から日本でスノーボードの輸入販売を始めて、
 95年からはBMXが中心になるんですけど、
 ドイツの展示会に行った時に、
 スノーボードと自転車が混ざった乗り物があって、
 それをやってみたいな思って、
 97年から日本で販売を始めました。』


Q.スノースクートってどんなものなんでしょうか

『フロントボードとリアボードがあって、
 自転車のようにハンドル操作も出来ますけど、
 雪の上のスポーツなので、
 エッジを使って斜面を降りてくるという乗り物ですね。』


Q.日本は規制があるので、
 当時は乗れるゲレンデって少なかったんじゃないですか?

『そうですね。こんな大きいものを
 ゲレンデで乗ったら危ないじゃないかという意見もありました。
 でも、最初はスノーボードも規制があったんですね。
 だから、乗り物としてキチンと紹介して、
 滑れる場所を増やしていかないといけないということで、
 それにはやはり数年かかりました。
 誰でも乗れるっていう所が
 スキー場に受け入れられた要因でしたね。
 当初はスノーボードもライセンスが無いと
 滑れないっていうゲレンデもありましたね。』


Q.今、スノースクートはどこでもOKなんですか?

『どこでもOKではないです。
 ただ、日本の約8割のゲレンデに乗れる場所があります。
 事前に確認して行っていただいた方が安心ですね。』


Q.スノースクートの魅力ってなんでしょうか?

『自転車のようにハンドルがあるのって安心出来ますよね。
 もちろん雪の上なので感覚は違いますけど、
 自転車感覚で1、2本滑ればコツが掴めて、
 ある程度の事は楽しめるようになるんですね。』


Q.そんなに簡単に乗れるんですか?

『もちろん人それぞれですが、何も教えなくても、
 だいたい7割の人はすぐに乗れるようになります。』


Q.スクールとかはあるんですか?

『我々も昨シーズンから、
 苗場スキースクールの中のコンテンツとして、
 レンタル付きのレッスンを行っています。』


Q.結構スピードも出るんですかね?

『世界記録で200キロとかを出す人もいます。
 そこまでやる必要はないですが、
 簡単にスタート出来て、
 奥が深い乗り物だと思ってください。』

Q.パウダースノーの上でも楽しめるんですか?

『大きい浮力があるボードも出ていますので、
 どんなパウダーでも急斜面でも
 滑れるようになっています。』

Q.浮遊する感覚ってどんな感じなんですか?

『新感覚ですよね。
 操作しているけど浮いている感じなので、
 スノーボードやスキーとはまた別の感覚で楽しめます。』


Q.足を固定している訳ではないんですよね?

『そこがポイントで、
 足は固定されていなくて、
 フットストラップがあって足が入るんですけど、
 抜けやすくなっていて、
 スノースクートのイージーな部分ですよね。』


Q.スノースクートにはいろんな種類があるようですね。

『入門モデルのオールラウンドから、
 パークで乗りやすい軽量化したもの、
 ゲレンデをカービングするカービングボード、
 バックカントリーや新雪に行くボードもあります。』


Q.今シーズンは苗場でスノースクートを楽しめるんですね!

『12月末から3月21日頃までやっています。
 このコロナの状況なので、
 シーズンに入らないと分からない部分もありますが、
 基本的には週末はもちろんやっていますし、
 平日もある程度カバーできればと思っています。
 予約や問い合わせはウェブから出来ますので、
 是非ともご確認の上、来ていただければと思います。』

ユングニッケル・ケンさんありがとうございました!

スクールの情報は下記から!

苗場スキースクール・スノースクートステーション
https://snowscoot.co.jp/jykksnowscootstation/
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