The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『「イトウ」のうんちく』

博士じゃ。
今週は、「イトウ」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

イトウは、日本では
北海道にのみ生息する日本最大の淡水魚じゃ。


成魚では体長1メートルを超え、
記録に残っている中で一番大きなものでは
昭和12年に十勝川(とかちがわ)下流で
体長2.1メートルのイトウが捕獲された

んじゃ。

北海道大学などの研究グループが
今月発表した研究結果によると、

北海道内の120の河川から採取した水に、
イトウから剥がれ落ちた表皮やふんなどから出た
DNAが含まれていないか分析した
ところ、
少なくとも7つの河川に
イトウが生息している可能性が高いことが分かったんじゃ。


そのうち2つの河川は、過去にイトウの捕獲の記録がなく、
生息が初めて明らかになったということじゃ。

この研究によると、
道内に成魚2000匹ほどが
生息していると推計されているそう
じゃ。

釣り人としては、一度は釣ってみたいイトウじゃが、
その数は減っていて、幻の魚とも呼ばれておる。

本当に「マボロシ」となってしまわないために
釣れたら優しくリリースするよう心掛けたいものじゃ。
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